FXのテクニカル分析を学ぶなら読むべき本【おすすめ3選/安すぎです】

トレード本

こんにちは、まざです。
投資歴は「16年目」になりました。

テクニカル分析を学ぶなら読むべき本

このあたりかなと。中古なら、3冊を買っても5,000円ほど。セミナーや教材にお金を使うより圧倒的にコスパ良し。

テクニカル分析、初心者の方向けです。
わりと参考になるはず、ぜひともご覧ください。

テクニカル分析を学ぶなら読むべき本

下記のとおりです。

順番に解説しますね。

投資の王道 株式市場のテクニカル分析

基本的には「株式投資」の本です。
しかし、FXのテクニカル分析の学習でも価値ありです。

というのも、筆者が思うに「株式市場よりFXの方がテクニカルが効きやすい」という特徴があるからです。
投資の王道で「テクニカル分析の基礎」を学びましょう。

上昇相場で重要なことは

ここで重要なことは、相場が上昇している局面では、その上昇がどこまで続くかということよりも、どの水準を割り込めば売りになるかを確認するということです。(242ページ)

相場を予測しても意味はない

どこまで上昇、あるいは下落するかわからない相場に対応するためには、どこまで行くかを考えるより。どこを割り込んだり、どこを超えるとその流れが変化するかを考えるべきなのです。私が相場を予測しても意味がないというのはこのためです。(243ページ)

過去より大切なもの…それは『いま』でしょ

いずれにしろ、需要なことは今であり、過去ではないのです。…相場に参加している投資家はすべて今を考えています。その売買の軌跡がチャートを形成しているにすぎません。(272ページ)

シュワッガーのテクニカル分析 初心者にも分かる実践チャート入門

こちらも勉強になります。
読むべきポイント、それは「著者の投資に対する考え方」です。

本は他人の経験から学ぶことができます。まずはコツコツと経験値を貯めることが必要で、そのために「本」は最適です。

成功とは何から生み出されるのか

トレーディングの成功は、おおよそ正しい判断によるものではなく、実にその半分以上は損失を厳しく管理し、利益を上げているトレードをそのまま維持することによってもたらされるのである。(135ページ)

増し玉する際、してはいけないこと3つ

ここで、増し玉に関するいくつかの指針を示しておく。最後に取引したものが利益を生むまで、増し玉すべきではない。2番目に、ポジション全体で設定された損切ポイントが正味の損失となるときには増し玉してはいけない。3番目に、増し玉の単位は最初のポジション・サイズよりも大きくしてはならない。(152ページ)

間違いを繰り返さないために

投機家はトレードの最中に起こした間違いや正しい判断について箇条書きにしておくべきである。記録を書き留めておくという単なる行為でトレーダーが同じ間違いを繰り返すことを阻止することができる。(318ページ)

テクニカル投資の基礎講座 チャートの読み方から仕掛け・手仕舞いまで

テクニカル指標からではなく、チャートそのものから売買ポイントを読み取っていく方法を解説しています。
これ1冊ではなく、先に紹介した2冊のうち、どちらかと一緒に読んで見るといいですよ。

ブレイクアウトにも質がある

①株価がレジスタンスの下にあった時間が長ければ長いほど、最終的にブレイクアウトが生じたときの重要性は大きい、②ブレイクアウトに際して出来高の増加が大きければ大きいほど、より強気を示唆することになる(31ページ)

買ってはいけない局面とは

素人のテクニシャンが犯す非常に共通した過ちは、下降基調にある移動平均線よりも下に株価がとどまっているにもかかわらず、その底値圏より上にブレイクしたときにかってしまうというものである。(107ページ)

誰もがみんな知っている

最初は、ヘッド・アンド・ショルダー・ボトムの形状だ、これは、すべてのボトムの形状のうちで最も強力かつ信頼性が高い。ほとんどの投資家にとって耳慣れた言葉ではあるが、それを実際に見極められる人はほとんどいないだろう。(164ページ)

テクニカル分析、初心者に伝えたいメッセージ

ここからは経験談からです。
筆者が「テクニカル分析の初心者に伝えたいこと」を書いていきます。下記の3つです。

  • テクニカル分析の有効性は60%以下
  • ロスカットを入れないと大火傷
  • 他の手法との併用で精度アップ

特に「FXトレード学習者向け」の内容です。
ざっとでいいので、すこし目を通してみてください。

テクニカル分析の有効性は60%以下

ちょっと極論ですが、下記です。

テクニカル分析の初心者に言いたいことは、テクニカル分析の精度はどんなに良くても60%程度

上記のとおりで、大切なことは「この60%以下の勝率でも利益を残せる仕組みづくり」です。
こういった視点に立てば「資金管理が重要」「ロスカットが重要」という考え方が理解できます。

これが大切です。

ロスカットを入れないと大火傷

多くのFXトレード初心者が勘違いしているのは、それは「勝つ確率が高い=利益になる」ということです。

そして残酷な事実をいいますが、それは「勝ち続けても利益は残せない」です。

利益が残せない原因の第1位は、ロスカットを入れない。

どんなにトレードセンスがあっても、人の何倍も努力しても、そこにロスカットを入れてなければ利益は残せません。

他の手法との併用で精度アップ

テクニカル分析を使っていると「テクニカルのみでトレード」が多くなったりします。
過去の筆者もそうでした。

ですが、テクニカルの有効性はせいぜい60%程度、、、
そういった時は「他の手法と併用」が有効です。

例えば、「需給」「景気関連指標」「年末高のアノマリー」などなど

「いろいろやるのは、面倒だ―」と思っていました。
ひとつの手法で十分だと思っていたからです。

しかし、それは「未熟者の初心者の論理」です。経験者はみんな、こういうことを知っていて、それを狙ってトレードしています。

併用することで確率が上がることを経験しているからですね。
というわけで、今回はこれくらいにします。

テクニカル分析を学ぶなら読むべき本