【最安値106円/月~】ジョージアのSIMカードを比較して選ぶ【爆安でした】

SIMカード
ジョージアのSIMカードを知りたい人「ジョージアのSIMカードを知りたい。3社あるみたいだけど、今回が初めての渡航なので、事前に情報を知っておきたいです。あと、SIMカード購入時の注意点とかもあれば教えてください。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • ジョージアのSIMカード完全比較表
  • ジョージアのSIMカード・よくある質問

この記事を書いている筆者は、2021年10月からジョージアに滞在中。
現地でジョージアのことを調べまくる日々を過ごしていたら、いろいろと詳しくなりました。

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インターネット環境に関しては『安定+爆速』です。
感謝の気持ちを込めつつ、「ジョージアのSIMカード」についての情報をシェアします。

ジョージアのSIMカード完全比較表

ジョージアのSIMカード完全比較表
ジョージアの携帯電話会社は『Magti』『GEOCELL』『Beeline』の3社

ジョージアの携帯電話会社は3社のみ。
日本の格安SIMのようなサービスは存在しません。

ただジョージアのSIMカード、料金に関しては格安SIM以下。かといって、通信速度は安定しており、つながらないといったトラブルは皆無。

まずは、この3社をザックリ比較してみました。

ジョージアのSIMカード選びに困らないための比較表

下記にジョージアのSIMカードをまとめてみました。

会社名 シェア カバーエリア 最安プラン
Magti No.1 No.1 10ラリ(353円)
GEOCELL No.2 No.3 8ラリ(282円)
Beeline No.3 No.2 3ラリ(106円)

参考(シェア):Mobile market in Georgia|grant-thornton_2020-06-24.pdf
参考(カバーエリア):Magti Mobile 3G / 4G / 5G coverage – nPerf.com

これだけ見ても、各社の特徴はつかめたはずです。
あとは、アナタの使い方にあったSIMカードを選ぶだけ。さらに詳細を見ていきましょう。

ジョージアのSIMカード:シェア No.1『Magti』

ジョージアのSIMカード:シェア No.1『Magti』
『Magti』のコーポレートカラーは赤、最も安定した通信環境を提供

ジョージアNo.1シェアの携帯電話会社。
通信クオリティで選ぶのなら『Magti』になると思います。

『Magti』の特徴

  • ジョージアで2番目に携帯電話事業に参入した会社
  • 4Gカバー率が最も広い
  • “5G”のネットワークも展開していく予定
  • 2008年の戦争時に唯一通信が出来た携帯電話会社として有名

『Magti』のパッケージプラン

プラン名 データ容量 料金
COCKTAIL 10 1GB 10ラリ(353円)
COCKTAIL 25 1GB 25ラリ(883円)
COCKTAIL 30 3GB 30ラリ(1,060円)
COCKTAIL 60 無制限 60ラリ(2,120円)

※2021年10月から『Magti』のSIMカードを使っています。【2021年版】Magti・ジョージアのSIMカードの使い方【月194円から】で完全解説しています。

ジョージアのSIMカード:カバーエリア No.1『GEOSELL』

ジョージアのSIMカード:カバーエリア No.1『GEOSELL』
『GEOCELL』のコーポレートカラーは青、シェアは『Magti』と拮抗している

ジョージア二番手の携帯電話会社。
携帯電話事業を開始したのは、1997年3月ともっとも早い。

しかし、カバーエリアは3社の中で一番狭い。理由としては、経営難に陥った時期に設備投資ができなかったことだと考えられます。

『GEOSELL』の特徴

  • ジョージア初の携帯電話会社
  • カバーエリアは3社の中で一番狭い
  • 会社が経営難に陥った経歴あり
  • 現在は大手通信会社であるSilknetが買収して経営

『GEOSELL』のパッケージプラン

プラン名 データ容量 料金
S+ 300MB 8ラリ(282円)
M 700MB 10ラリ(353円)
Unlimited 1GB 25ラリ(883円)
Unlimited+ 7GB 35ラリ(1,237円)

ジョージアのSIMカード:コスパ No.1『Beeline』

ジョージアのSIMカード:コスパ No.1『Beeline』
『Beeline』は黒と黄色のストライプが目印、最後ながら多様なプランを提供

ジョージア三番手の携帯電話会社。
最後発ということもあり、豊富なパッケージプランで攻勢をかけている。

『Beeline』の特徴

  • ロシア系の通信会社、最後発で携帯電話事業に参入
  • カバーエリアは2番目に広い
  • 4Gはジョージアの都市部がメイン

『Beeline』のパッケージプラン

プラン名 データ容量 料金
Yellow Max 500MB 3ラリ(106円)
Green Max 700MB 6ラリ(212円)
Blue Max 1.5GB 10ラリ(353円)
Red Max 3.0GB 25ラリ(883円)

ジョージアのSIMカード・よくある質問

ジョージアのデータ料金はとても安いです。
さいごに、SIMカードを継続して使っていくうえで、よくある質問をピックアップして紹介。

これだけわかれば「ジョージアのSIMカード」に関して、困ることはないはず。

その①:SIMカードの購入方法は

簡単に購入することができます。
必要なのは「パスポート」「SIMフリースマホ」「現金(ラリ)」だけです。各社の公式サイトで、滞在先ちかくの直営店を探して購入してください。

ジョージアの携帯電話会社・直営店リスト

その②:SIMカードにチャージする方法は

各社とも同じなのですが、以下の3つの方法があります。

  • ① 直営店でチャージする
  • ② PAYBOXでチャージする
  • ③ ジョージアで発行されたクレジット・デビットカードでチャージする

チャージ方法については「Magti・SIMカード具体的な使い方」で詳しく紹介しています。わかりやすく解説しているので、参考にしてください。

その③:SIMカードの有効期間は

各社によってSIMカードの有効期間はちがいます。

筆者が利用中の『Magti』の場合
  • SIMにチャージした日から、2か月間が有効期間(※確認済み)
  • パッケージ購入した日から、2か月間が有効期間(※確認済み)

よって、何かしらアクションをした日から2か月間が有効期間。2か月おきにチャージしていけば、番号維持は可能なようです。

SIMカードの有効期間は
11月2日にチャージ、11月5日にパッケージプランを購入。どちらも2か月後の2022年1月が有効期限になっている

その④:SIMカードは日本でも使えるの

国際ローミングプランを購入すれば、日本でも使えます。
ただし割高なので、1週間以上滞在するのであれば、日本のSIMカードを契約したほうがよさそうです。

参考:『Magti』の国際ローミングプラン
データ容量 有効期限 料金
25MB 1日 5ラリ (約176円)
150MB 30日 25ラリ (約883円)
500MB 30日 50ラリ (約1,767円)
1000MB 30日 75ラリ (約2,650円)
50MB 14日 10ラリ (約353円)

その⑤:日本のSIMカードをジョージアでも使えますか

楽天モバイルを除く、3社のSIMカードは使えます。
国際ローミングでの接続となるので、料金に関しては各社公式サイトで確認してください。

まとめ:ジョージアのSIMカードを比較して選ぶ

ジョージアのSIMカードを3行でまとめると。

  • 携帯電話会社は3社アリ、どこも格安料金
  • 購入に必要なのは「パスポート」「SIMフリースマホ」「現金(ラリ)」
  • 電話番号の維持は可能だが、定期的にチャージする必要あり
  • 国外からチャージするにはジョージアの銀行口座が必須

こんな感じになります。

悩むのなら『Magti』でOK

最後に、もしSIMカードで悩むようなら『Magti』でいいのかなと。
ジョージアに来る人は、観光というよりオンラインワーカーの人が多いと思うので。

なので、よりよいインターネット環境を手に入れるということであれば、月数十円の安さを求めることに意味はないです。

悩む時間を、行動する時間として使ってください。

というわけで今回は以上にします。
ジョージアで快適なネット環境を手に入れてください(^_-)-☆

※ジョージアの電話番号を維持したい場合は、ジョージアの銀行口座が必須。銀行口座の開設については【2021年10月】バンクオブジョージアで銀行口座開設【記入例あり】で解説。簡単なので、挑戦してみてください。