
こういった疑問に答えます。
- 実録:2020年3月バリ島でBNI銀行の口座開設してきた!
- インドネシアBNI銀行①:口座開設
- インドネシアBNI銀行②:インターネットバンキング
- インドネシアBNI銀行③:送金・振込
結論から言うと、2020年の3月にインドネシアバリ島のBNI銀行で、口座開設してきました。口座開設業者を利用して、費用は日本円で約1万5000円。
今回の記事でこの情報をシェアしていきます。
BNI銀行(バンク・ネガラ・インドネシア)
PT Bank Negara Indonesia TbkまたはBank Negara Indonesiaは、インドネシアの国営銀行です。主にインドネシアに支店がありますが、ソウル、シンガポール、香港、東京、ロンドン、ニューヨークにもあります。 2006年には1000の支店と900万人以上の顧客がいました。
引用元:Wikipedia
※日本のAmazonで海外で使えるSIMカードを購入することができます。詳しくは「AISのSIM2FLYをトップアップして日本で使う設定」でも解説しています。
実録:2020年3月バリ島でBNI銀行の口座開設してきた!

BNI銀行の支店とATMは、インドネシアではよく見かけます。
2020年3月にインドネシアのバリ島で、BNI銀行の口座開設をしてきました。
現在、インドネシアの銀行口座は長期滞在者しか開設することはできません。しかし、例外的にバリ島のBNI銀行のみ、口座開設サポートを利用することで口座開設することができます。
Google検索で「バリ島 BNI銀行 口座開設」と入力すれば、いくつもの口座開設サポート業者が表示されます。筆者はメールでの対応が非常に良かった「バリレンタルバイク」さんで申し込むことにしました。
- 今回お世話になった、口座開設サポートの紹介 -
口座開設サポート手数料は1名様15000円
(2名様ですと3万円、2名様以上から車での往復送迎)
- サポートの内訳は宿泊先からBNI銀行までの往復バイクでの送迎。
- 銀行での口座開設完了までのお手伝い、通訳。
- 銀行には朝1到着するように宿泊先にバリ人のスタッフがピックアップ。
- 日本語可能。
銀行に持参する物は
1.パスポート
2.日本のマイナンバー(原本じゃなくても番号のみでもOK)
3.銀行に預けるルピアの現金
今回は「バリレンタルバイク」さんの口座開設サポートを、利用させていただきました。事前のメールやり取りもスムーズです。
また、当日のサポートも親切で、疑問も細かいものまですべて解決することができました。口座開設サポート会社は、多数ありますが「バリレンタルバイク」さんをオススメします。
» バリレンタルバイク|バリ島で銀行口座開設サポート致します
BNI銀行、口座開設当日の流れ
7:50
宿泊先のまえで待ち合わせ。
担当者から電話。
担当者のバイクでKutaのBNI銀行の支店へ向かう。
8:05
BNI銀行到着。
先客は2組。
5分ほどで呼ばれる
8:10
まずはパスポートを提出。
担当者のIDと通帳も提出。
手続き開始、書類に記入。
9:30
トークンとデビット費用で63000ルピア現金で支払い。
9:40
口座開設サポート費用、15,000円を1,950,000インドネシアルピアで支払い。
レートは手数料なしの1円130ルピアで計算。
現金で支払い口座開設完了。
宿泊先まで、バイクで送ってもらえるのだが、歩いて帰るので、ここでお別れ。スマホのひったくりが多いので注意するように助言を受けました。
バイクに乗りながらのスマホのひったくりも注意、と助言も。最近でもお客さん3名がひったくりにあってるとのこと、要注意です。
インドネシアBNI銀行①:口座開設

口座開設したのは、こちらの支店。8:05くらいに着いたら、すでに2人いました。
- パスポート→本人確認のため必要
- 入金する、インドネシアルピアの現金→1,000,000ルピア(7,094円)ほどで十分
- 口座開設サービスの代金→15,000円から30,000円ほど
BNI銀行口座開設のための、書類の記入について
1.職業を記入する必要があり、無職もしくは退職者は前職を記入
無職や退職者と記入する場合は、収入が不明瞭なので、それを証明する別の手続きが必要。詳細は確認していないが面倒なようです。
2.マイナンバーを記入します
これは、記入する住所とその国のマイナンバーです。日本ならの日本の住所と日本のマイナンバーになります。住所は現住所の、1か所のみ記載します。
3.本人確認のために使う、母親の名前を記入します
これはとても重要なようです。口座がロックされた時など、窓口での手続きの際に、必ず聞かれるようです。インドネシアの金融機関では、住所や職業はあまり重要ではないとのこと。郵便は基本的に送らないみたいです。
BNI銀行のデビットカードについて
1.6カ月間カードの利用がないと、カードがロックされる
カードロックは昔はなかったが、スキミング対策のため近年に採用。デビット決済と、ATMは利用できなくなる。オンラインでのデビット利用でもロック防止は可能。銀行口座事態はロックされることはないので、インターネットバンキングやトークン利用の送金は可能。
2.ロック解除は、カードと通帳、パスポートをもってインドネシア国内の支店で、どこでも可
モバイルバンキングの再設定なども同様の手続き。
3.デビットカードは有効期限が来る前に支店で新しく再発行
手数料あり、支店はどこでもでき、カード・通帳・パスポートの3点セットを持参して行う。
BNI銀行の入金方法について
入金はたいてい、支店の2階で行う。窓口のみ、ATMではできない。通帳記帳も支店窓口でのみしかできない。
インドネシアBNI銀行②:インターネットバンキング

口座開設が完了すると、通帳とカード、そしてトークンを受け取ります。
インドネシアのBNI銀行では、日本のネット銀行と同じようにネットバンキングを使うことができます。BNI銀行では2つのツールを利用することができます
- BNI銀行モバイルバンキング(アプリ)
- BNI銀行インターネットバンキング(WEB)
BNI銀行のモバイルバンキングについて
1.モバイルバンキングはデバイスとSIMが事前設定された1端末のみで利用可能。
登録したデバイスとSIMのセットで初めて使える。ちがう場合は使えない。
2.IDとMPINと取引パスワードの3つを窓口で設定する。
IDは自分で設定、MPINは6桁の数字。パスワードは8桁以上12桁までの英数字、大文字小文字は区別しない。
3.インターネットバンキングとモバイルバンキングは併用可能。
4.アインストール、機種変更した場合は支店に行き再設定手続きが必要。
ほかには、海外送金も事前登録で可能。自動ログアウトすると一定期間ログインできない、5分程度など。
BNI銀行のインターネットバンキングについて
1.IDとログインパスワードの2つを窓口で設定。
ログインパスワードの設定、8桁から12桁までの英数字、大文字小文字は区別しない。
インドネシアBNI銀行③:送金・振込など

インターネットバンキングで使うトークンと、デビットカードの発行手数料が、別途かかります。
最後にBNI銀行の送金・振込を見ていきます。
BNI銀行からインドネシア国内の銀行へ国内送金
BNI銀行からインドネシア国内の銀行への送金は、インターネットバンキングやアプリから簡単にできます。BNI銀行同士なら手数料がかからないみたいですが、他行への送金だと若干手数料がかかります。このあたりも日本のネット銀行と似ています。
トランスファーワイズからBNI銀行へ海外送金【最速・最安】
BNI銀行の口座開設後、銀行口座を有効に使っていくためには口座残高が必要になります。最もコスパが日本からの海外送金方法は決まっていて、それは「トランスファーワイズ」を利用しての海外送金になると思います。
お金が必要になったらネットで送金できる時代です。なるべくスムーズほうが良いです。日本から海外に送金するならTransferWiseを使えばOKです。事前にダウンロードしておきましましょう。
» TransferWise | ネットでかんたんに海外送金
※海外ノマド生活中のお金の管理は、海外銀行口座を開設して行っています。詳しくは「Union Bank[ユニオンバンク]の口座開設」「バンコク銀行[バンコクバンク]の口座開設」でも解説しています。
BNI銀行を利用して6ヶ月が経過しました。唯一の難点がアプリやオンラインバンキングの一部が英語化されていないこと。だけど基本的な操作は簡単なので、日本のネット銀行と同じ感覚で使っています。
海外銀行口座の開設条件は年々厳しくなっています、少しでも興味のある方は早め早めの行動をオススメします(^_-)-☆
というわけで今回は以上となります。
サクッと口座開設して、素晴らしいバリ島ライフをどうぞ!