【業務改善】”MT4BackTester”でEAのバックテスト作業を1/24に効率化

インジケーター
バックテストの時間が長すぎる「EAのバックテスト時間って…。けっこう時間がかかるなぁ。なんとかして効率化したい。いい方法があったら、どなたかご教示ください。」

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • ”MT4BackTester”でバックテスト作業を1/24に効率化
  • フォワードテストも効率化する方法3つ紹介

筆者は投資歴15年、決しておごらず改善の毎日。
ブログ執筆を通して、初心に向き合う時間をいただいている。こう考えています。

有名なアメリカ人の言葉
最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ。

-スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)

EAトレーダーにとって、バックテストは必須の作業。これなくして、取引することは金をドブに捨てるようなもの。

この作業をいかにして効率化するのか。それがトレーダーの腕も見せどころ。今回はバックテスト効率化ツールである”MT4BackTester”を紹介。いっしょにトレードの効率化を考えていきましょう。

”MT4BackTester”でバックテスト作業を1/24に効率化

使い方は簡単3ステップ。
”MT4BackTester”を実際に使ってみました。

ゴゴジャンで購入後の利用手順
  • ①:購入後、指定URLからライセンス登録を行う
  • ②:ツール起動後、ライセンス認証をする
  • ③:ツール設定後、バックテスト開始

これだけです。
そして、実際に効率化できる内容は以下のとおり。

”MT4BackTester”で自動化できる条件 (機能)

  • EA別:MT4にインストール済みのEAすべて
  • 通貨ペア別:34通貨ペア
  • 時間足別:7つ (1分足から日足まで)

上記を選択して一度に実行できます。
たとえば、”あるEAのバックテストを8種類の通貨ペアで3種類の時間でバックテストしたい”場合、24回のバックテストを手動で実行する必要があります。

”MT4BackTester”では、1回設定するだけで、自動的に24回のバックテストを実行。手動でやる場合と比べて労力「1/24」に削減可能です。

バックテスト後のデータは、手動で行った場合と同じ。「HTMLファイル」「GIFファイル」で自動保存されます。

しかし、実際に使ってみると、少し気になる点もありました。
いっしょに見ていきます。

”MT4BackTester”で気になった問題点(ド素人目線)

EAのファイル名にピリオドが入っているとHTMLファイルが正しく出力されない。これは「MT4」の仕様上の問題です。

解決法としては、EAのファイル名をピリオドなしに変更する。

  • 変更前:「Forex-Flex-EA-4.66」
  • 変更後:「Forex-Flex-EA-466」

このようにファイル名を変更してから、バックテストを実行すると正常にデータ出力されます。

少しメンドイなぁ、、、

この程度の手間は、惜しんではいけません。
バックテストを24回も1回1回手動でやるのにくらべたら、数秒で終わる作業です。

時間を平気で浪費できる人は、人生の価値を理解していない。
A man who dares to waste one hour of time has not discovered the value of life.

-チャールズ・ダーウィン(イギリスの地質学者・生物学者)

時間を浪費しないために、数秒の時間を投資してください。

追記:無料お試し版がありました

無料版では以下の制限があります。

  • ①:通貨ペアはUSDJPY、EURJPY、GBPJPYのみ選択可能
  • ②:時間はM1、M5、M15のみ選択可能
  • ③:1年毎に分割実行や結果を上書き、時間毎に設定ファイルを変える機能が使用できません

無料版で、まずは試してみる。
ここからステップアップしていくのが、賢い人の行動かもしれません。
» バックテスト効率化ツールMT4BackTester無料版

フォワードテストも効率化する方法3つ紹介

”MT4BackTester”で、バックテストを効率化できる。
フォワードテストも、何とかできないかな、、、

結論は、格安の大容量VPSの利用です

フォワードテストは、EAをデモ口座・リアル口座で動かして、EAの能力を確認する作業。なので、MT4を実際に動かす必要があります。

この部分を効率化するには、同時に多くのMT4を動かすこと。
ここがポイントになります。

大容量VPSとは、どのくらい、、、

最低でも、メモリ10GB以上のVPSになります。

大容量VPSサーバーの比較表
契約プラン(メモリ容量) 価格 (1年契約 月額換算) 価格(メモリ1GBあたり)
お名前.com 8GB 6,050円 約756円
WIN-VPS.com 10GB 2,476円($21.66) 約247円
Time4VPS 8GB 1,941円(€14.99) 約161円

ご覧のとおり。
フォワードテストを効率化したい場合の投資先はVPSサーバー。そして、日本国内のVPSは、大容量プランでは割高。なので、海外の格安VPSサーバーの利用を考えてみてください。

※このあたり詳しくは【MT4でFX自動売買】投資歴15年の筆者がおすすめする格安VPS3社で解説。こちらも参考にどうぞ。

まとめ:”MT4BackTester”でEAのバックテスト作業を1/24に効率化

まとめ:”MT4BackTester”でEAのバックテスト作業を1/24に効率化
”MT4BackTester”の販売価格は「5,900円」
”MT4BackTester”をオススメできる人、、、

それは、以下のとおり。

  • 現時点でEAのバックテストを手動でしている
  • 同じEAの「時間足」「通貨ペア」を変えて動かすことが多い
  • 時間の大切さを理解している →超重要です

こんな感じかなと。

また、ツール開発者の「emiji」さんとは、「HTMLファイルが正しく出力されない問題」を解決するときに、メールでやり取りさせてもらいました。

迅速、かつ的確に回答していただきました。
なので、仮になにか不具合が起こったとしても心配はないと考えています。

今回は以上です。
EAトレーダーは時間との戦い。
ツールへの投資だけではなく、時間への投資も忘れないでください(^_-)-☆