
こんな疑問にお答えします。
- MetaTrader 5とは…誰も言わない決定的な欠点
- MT5とは…現実的な利用方法は3つに集約される
- MT5とは…MT5を動かすFX業者は限られている【海外優勢】
- MT5とは…MT5を制する者はFXを制する【世界的な流れ】
筆者は投資歴16年目。
「MT5 & MT4」の二刀流、EAトレーダー。運用結果は、偽装できない「認証口座」ですべて公開しています。
アナタが必要とする「EA」「インジ」「FX口座」がMT5で利用できるなら使うべき。そうでないならMT4で十分です。
机上の空論ではなく、
現役トレーダーが、MT5の実運用上(利益 or 損失)発生する問題点を中心にお話しします。
「MetaTrader 5」とは…誰も言わない決定的な欠点
以下の3つです。
- その①:MT5で動くEAが少ない
- その②:MT5で動くインジケータが少ない
- その③:MT5が使えるFX業者は限られている
ググってみると、
利用できる「EA」「インジケーター」「FX業者」の数が少ない。これがデメリットであるという、書き込みをよく見かけます。
アナタの目的は、
MT5をつかって「取引」することではなく、MT5をつかって「利益」を出すことのはず。MT5で「利益」を出すという視点から「MT5とは、どのように使うべきか」考えていきます。
MT5とは…現実的な利用方法は3つに集約される
MT5の現実的は使い方は、以下の3つ。
- ① EAをつかって自動売買
- ② インジケーターを使った裁量トレード
- ③ サインツールの売買シグナルでトレード
順番に見ていきます。
① MT5とは…EAを使って自動売買
「MT5で動くEAが少ない」
結論から言うと、半分ホントで、半分テキトー。
MT5で動くEAの現状を見ていきます。

日本のEA業界では、MT5用は皆無です。
日本最大の投資関連ECサイト「ゴゴジャン」でも、MT5版EAを探すのは困難。これが、日本ではMT5版のEAが少ないと言われる理由です。

ただし、海外に目を向けると、MT5版のEAが増えつつあるのを感じます。MT5版のEAとしてではなく「MT4/MT5兼用」のEAとして販売されているEAが多め。MT5で自動売買するなら、海外製EAの利用は必須なのかもしれません。
※MT5用EAについては【最新版】MT5でFX自動売買 EAランキング | Top10【おすすめ】で解説。優秀なEAも多いので、ここで選択肢を広げてください。
【2022年1~3月】MT5でFX自動売買 EAランキング | Top10【おすすめ】
MT5版のEAランキングを作成したので、公開します。当ブログで公開している、「MT4でFX自動売買 EAランキング」の”MT5バージョン”です。MT5版EAは、MT4版と同じ選び方でいいのでしょうか。まずは、ポイントをおさえておきましょう。
② MT5とは…インジケーターをセットして取引精度を上げる
「MT5で動くインジケータが少ない」
「MT4用と比べると少ない」だけ、これが真実のように感じます。

インジケーターに関しては、「MT4版」「MT5版」ともに販売しているケースが多め。ただし、海外製EAのように「MT4/MT5兼用」として販売されていません。
なので購入時には、MT4版とMT5版の2個分の料金が発生します。
※MT5で利用できるインジケーターについては【完全版】FX用・MT5インジケーターランキング【無料17+有料31】で紹介。人気のMT5インジケーターは、ここでチェックしてください。
【完全版】FX用・MT5インジケーターランキング【無料17+有料31】
MT4用とMT5用のちがいは?機能としての、違いがあるインジケーターは、ほとんどありません。「iOS用のアプリ」「Android用のアプリ」と感覚的には同じ。使えるプラットフォームが違う。こんな考え方でOKです。
③ MT5とは…サインツールの売買シグナルで取引
当ブログでは、
「インジケーター」と「サインツール」を以下の基準で分けています。
サインツールは、売買用のシグナルを表示するツール。テクニカル分析を自動化し、最終的な売買の判断だけに集中して使用します。
しかし、ゼロではありません、
※MT5で利用できるサインツールは【MT5ユーザー必見】FX・バイナリー用・MT5サインツール【無料4+有料6】でまとめています。数は少ないですが、気になる方はご覧ください。
【MT5ユーザー必見】FX・バイナリー用・MT5サインツール【無料4+有料6】
サインツールで勝てるのか?サインツールのシグナル通りに取引しても、勝てないでしょう。サインツールは、あくまで補助ツールという位置づけ。なので、シグナルやアラートを使用して、アナタのトレードを効率化するモノと考えてください。
こう考えた人もいるはず、
「MT5版の海外製EA」を使い、裁量トレードで「MT5インジケーター」を使いこなしていけば問題なさそう。
忘れてませんか、大切なこと、、、
MT5とは…MT5を動かすFX業者は限られている
MT5だけでは、取引できません。
取引するためには「MT5用のFX口座」が必要となります。
MT5とは…使える海外FX業者は、ほぼすべて

大手の海外FX業者は、MT5を導入済み。
無料登録だけで、自由にMT4/MT5口座を開設することが可能。
MT4が利用できない海外FX業者の特徴は、規模が小さく顧客数が少ないこと。あえて、導入しても、MT5を使うトレーダーが少なければ意味がありません。
GEMFOREX、Exness、TitanFX、XMTrading、FXGT、AXIORY、BigBoss、Lamd-FX、Tradeview、Bitterz、HotForex、TradersTrust、FXDD、FxPro、FBS
利用者の増加とともに、MT5を導入する海外FX業者が相次いでいます。
- 2022年2月:GEMFOREXがMT5を導入
- 2022年4月:BigBossがMT5を導入
豊富な入金ボーナスキャンペーンを実施ている業者が、MT5を導入済み。このあたり詳しくは【理由も解説】海外FXで自動売買[EA]→ お金をかけずに利回りを2倍にする方法で紹介。こちらも参考にしてください。
MT5とは…使える国内FX業者は4社だけ

全50社のうち4社のみ。
「MT5が使えるFX業者は限られている」と言われる理由も、EAと同じく日本国内のMT5対応業者の数が理由です。これも、日本のFX業界のガラパゴス化が原因と言えるでしょう。
外為ファイネス、Oanda Japan、アヴァトレード、フィリップ証券
ただ、日本国内のFX業者を利用すれば税制面でのメリットがあります。このあたり詳しくはMT5対応「国内FX業者」の数…4社しかないんだけど「ヤバすぎる現実」で詳しく解説。日本のサービス中心のトレードを考えている人は、参考にどうぞ。
アナタは、もう理解したはず、
MT5を使って自動売買するには「海外製EA」を使い「海外FX業者」で動かすのが最適解だということを、、、
MT5とは…使いこなしのコツをまとめていきます。
MT5とは…MT5を制する者はFXを制する【世界的な流れ】
日本の人口は減少していきます。
日本のFX業界は、このままサービスを継続できるのでしょうか?
「MT5難民」にならないために
海外(とくにヨーロッパ)のFX業者は、複数国で事業を展開するのがあたりまえ。ヨーロッパ各国も、日本と同じく人口減少局面となっており、それを見越して動いています。
なので、独自プラットフォームの作成にお金をかけるのではなく、営業・プロモーションにお金をかけているのが現実。生き残りの為に必死です。
残念ながら、海外ツールを使いこなすしかない
「英語」と同じく、海外で普及しているツールを使いこなすのが、生き残るためには大切。長期的な視点で考えれば、デメリットよりメリットの方が多いでしょう。
MT5で動かしたいEAがある
まだなら『MT5でFX自動売買 EAランキング』で探してみる。
MT5で使いたいインジがある
数は少ないが『FX用・MT5インジケーターランキング』でまとめています。
MT5で取引したい海外FX業者がある
『海外FXで自動売買[EA]→ お金をかけずに利回りを2倍にする方法』では、筆者が利用中のMT5対応ブローカーを紹介。
最新、高スペック、
こんな理由だけで、MT5を選ぶのはトレーダーではありません。
なぜなら、トレーダーは「損益」にコミットして、自身の行動を決める生き物。
「取引プラットフォーム」ではなく、アナタの「損益」から逆算しつつ「MT5」を利用するか決定してください。健闘を祈ります(^_-)-☆