【脱・日本のススメ】2022年から海外ノマドしよう【職種・失敗・末路】

海外ノマド生活
海外ノマドになりたい人「日本で生きていくのがヤバい…。意味ない残業が多すぎて毎日疲れ果ててるし、コミュニケーションでもストレスが溜まる…。マジで全て辞めたいけど、、、仕事を辞めたらどうなるんだろう…。あぁ、、、このままだと無限地獄ですよ。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • 『海外ノマド』になる方法【手順は2つだけ】
  • 『海外ノマド』が必ず持っているもの4つ紹介
  • 『海外ノマド』を3つのキーワードで考える
  • 『海外ノマド』になる前にしておくべきこと

この記事を書いている筆者は、東南アジアで月5万円の海外ノマド生活をしています。実際に生活費を下げてみて気づいたことですが、、、生活費が格安だと”心が超安定”ですね。

本記事では、海外ノマドになりたい人向けに、”環境を変えるべき”というメッセージを書きました。なお、この記事では”会社を辞めろ”という主張を煽ったりはしません。

あくまで筆者の経験から感じた意見を述べていきます。

『海外ノマド』になる方法【手順は2つだけ】

海外ノマドの始め方は、超シンプルです。

  • その①:航空券を購入+Airbnbで滞在先を1か月予約
  • その②:稼ぐ方法を考える

究極的にはこれだけ。
それぞれ深掘りして解説します。

その①:航空券を購入+Airbnbで滞在先を1か月予約

航空券の購入と、先ほど紹介したAirbnbで滞在先を1か月予約。そして、航空券は片道で問題ありません。帰国するのであれば、あとでネットでも買えますから。

・何を言ってるんだ、なんの準備もしないで、、、
・お金を稼ぐ方法は、どうするんだ?
・英語を勉強しなくていいのか?
・家族や友達にキチンと報告してからでないと、、、

正直、そんなことは後でやればいいことです。
それは、絶対やらなければ海外ノマド生活を始められないことですか?

  • お金を稼ぐ方法はなくても、海外に行けますか?→Yes、数万円あれば十分
  • 英語を勉強しなくても、海外に行けますか?→Yes、挨拶だけでOK
  • 航空券がなくても海外に行けますか?→No、泳いでいくのは無理です(^_^;)

こうやって、考えていくと絶対にそれをやらなければ、実現できないことが絞り込まれていきます。それが、最初にやるべきことです

その②:稼ぐ方法を考える

人間の脳は、行動してから考え始めるというクセがあります。英語の勉強を始めても続かなかった人が、海外勤務が決まった途端、人が変わったように勉強を始めるみたいなことが起きます。

この順番を間違えないでください。

  • ✕ → 考えてから行動する
  • 〇 → 行動してから考える

とはいっても、何も持たないで日本を飛び出すのは、不安になる気持ちもわかります。つづいては、海外ノマド生活者が必ず持っている便利ツールを紹介。これくらいは準備しておいていいかもしれません。

『海外ノマド』が必ず持っているもの4つ紹介

ここでは『海外ノマド』がよく利用するツールに関するお話。

海外ノマドは、国をまたいだ移動を前提として生活しています、なので、留学生や駐在員とは少しちがったツールやサービスを頻繁に使っています。いっしょに見ていきましょう。

①クレジットカード|海外旅行保険を無料にする秘密兵器

いろいろなサービスが、無料で受けられる時代。
海外旅行保険も例外ではありません。

東南アジアに3か月滞在する場合の保険料目安
保険会社名 合計保険料
損保ジャパン 55,860円
日新火災 44,210円
三井住友海上 52,290円
東京海上日動 48,940円
AIG損保 51,070円
出典:海外旅行保険 – アジア(韓国・台湾以外) | 保険料と補償を徹底比較【i保険】

こんな感じで、4~6万程度かかります。
しかし、クレジットカード付帯の海外旅行保険を使えば、この数万円が無料。受けられる保証は低くなりますが、これで十分です。

もし、海外で手術をしたら、いくら必要になるのでしょうか。

2020年2月に、タイで実際に手術を受けてきました。結論から言うと、125万円程度。保険会社の言うように、1000万円も請求されるのは、脳や内臓関連の外科手術くらいではないでしょうか。

このあたり詳しくは【日本語OK?】タイ・バンコクの病院15選【入院、手術しました】【2020年入院手術】Samitivej[サミティベート病院]の評判【良好】をご覧ください。実際の雰囲気が伝わると思います。

よくある質問:クレジットカード付帯の保険は3か月しか使えませんよね?

おっしゃる通りです。クレジットカード付帯の保険は、日本出国後3か月以内のケガや病気がカバーされます。しかし、これは『自動付帯』というタイプの保険限定です。

クレジットカード会社の海外旅行保険には2つのタイプがある
  • 自動付帯保険:日本出国日から3か月有効な保険
  • 利用付帯保険:海外旅行に関連する支払いを、クレジットカードで決済した日から3か月有効な保険

自動付帯の保険は、日本出国から3か月間は有効。その後、無保険の状態です。ただ、利用付帯の保険は、クレカで交通代金などを決済した日から保険が有効になります。なので、自動付帯の保険が切れる直前に、利用付帯のクレカでバスチケットを購入すれば、さらに3か月間、保証を受けることができます。これを繰り返していけば、事実上2年程度、保険料が無料で海外生活できるのかなと。

筆者が利用している『利用付帯』のクレジットカード一覧
カード名 カードブランド ケガ・傷病の保証金額
①リクルートカード VISA 100万円
②リクルートカード JCB 100万円
③JCBカード JCB 100万円
④東急カード Master 100万円
⑤三井住友ビザカード VISA 50万円
⑥ベルメゾンカード VISA 50万円

これに『自動付帯』の⑦エポスカードのVISA(300万円)を組み合わせて、

90日間 × カード7つ = 630日(約1年9か月)

海外旅行保険料を無料にしています。1年1回程度は日本に行くので、これで十分かなと。実際に保険を使うのは、病院がメインなので、事実上医療費は無料です。

②Wise(ワイス)|国境をぶち壊す、爆安送金アプリ

Wise (ex TransferWise)

Wise (ex TransferWise)
開発元:TransferWise LTD
無料
posted withアプリーチ

海外ノマド生活では、お金の管理をどうすればいいのか。

答えはWise(ワイズ)を使えばいい。
Wise(ワイズ)の特徴
  • 日本にいながらヨーロッパ・米国などの海外銀行口座が持てる
  • 海外送金手数料+為替両替手数料が爆安
  • 国によっては、ウォレットアプリ(QR決済)に直接入金可能

現実的な選択肢は、Wiseとクレジットカードの併用。
このWiseに、先ほど紹介した海外旅行保険のようにクレジットカードを併用するのがオススメ。

お金管理方法
  • クレジットカード※オンラインでの決済に利用
  • 楽天銀行(JPY)※クレジットカードの引き落とし銀行
  • インドネシアのBNI銀行(IDR)※観光客でも開設可能➡紹介記事
  • タイのバンコク銀行(THB)※観光客でも開設可能➡紹介記事
  • Wiseのボーダレス口座(USD, EUR)※日本在住も登録可能➡紹介記事

こんな感じで、必要に応じてWise経由で資金を動かしながら、生活しています。なぜなら3か月後、どこにいるかなんて考えていないので(^_^;)

・海外旅行の延長線上でクレジットカードメインで使うか?
・長期滞在者のように現地の銀行口座をつくるのか?

どちらも一長一短があります。
まず、東南アジアの屋台や個人商店などでは、クレジットカードが使えないところが多い。なので現金は、ある程度必要。以前は、パスポートだけで簡単に現地の銀行口座が作れましたが、近年は難しくなっています。

③Airbnb(エアビー)|暮らすように旅する、海外ノマドの右腕

Airbnb

Airbnb
開発元:Airbnb, Inc.
無料
posted withアプリーチ

短期の滞在であれば、ホテルという人が多いのではないでしょうか。
そして、1年の滞在であればアパートを探すと思います。

では、2か月の滞在、アナタはどうしますか。

答えはAirbnb(エアビー)がベストです。
理由はこの通り
  • 週単位・月単位で宿泊すると5%~50%くらい割安に泊まれる
  • Airbnbが間に入るのでトラブルが発生した場合は利用者ファーストで解決(日本語)
  • ホテルなどの宿泊施設が少ない町にもAirbnbはある
  • 初回はクーポン利用で安く泊まることができる

値ごろ感としては、1か月あたり25,000円~40,000円程度で、電気代みのWiFi完備。もちろん、滞在都市や時期によって価格は変動しますが、競争原理が働くので割高にはなりにくい。なので、海外ノマド生活には、とても重宝します。

一体どんな部屋に泊まることができるのか

Airbnb(エアビー)の滞在記はKindle本にまとめました。こちらも参考にしてみてください。

④グローバルSIM|ネット依存の現代人用、必須の精神安定剤

myAIS

myAIS
開発元:Mimo Tech
無料
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AISのSIM2FLYを長期間保持しています。
実際に使っているのかというと、現地のSIMを使っています。では、なんのために持っているのかというと、緊急用です。

現代人にとって、ネット環境は必需品、なくてはならないインフラです。海外でこのインフラを作ろうとすると、空港でSIMを買ってお店の人に設定をしてもらうというパターンが多いです。ただ、深夜便などの到着時間によっては、お店が閉まっていることもあり。空港のWiFiにつなげる方法もわからず、不安な一夜を過ごす。

アナタは、この状況に耐えることができますか?

また、一般的に空港で販売されているSIMカードは短期の旅行者向けで、割高に設定されているモノが多め。1か月以上滞在する人向けではありません。SIMカードを滞在期間中は、必ず使いますので毎月だと小さな金額も大きくなっていきます。

維持費は、ほとんどかかりません。必要な時にアプリでプランを購入するだけでネット接続完了。持っておいて損はないでしょう。

おまけ:なくてもいいが、あると便利なモノ(だったモノ)

  • 電源変換プラグ|日本で売っているモノはコンパクトです
  • 100均の延長コード|海外で売っているものはデカくて重い
  • 日本の目薬|日本は目薬大国、海外では数種類しか売っていません

準備はできても、お金を稼ぐ方法が分からないと少し心配。
海外ノマド生活をしながら、お金を稼ぐ方法はいくつかあります。つづいては、稼ぐ方法を一緒に見ていきましょう。

3つのキーワードで『海外ノマド』を考える

最後に、筆者が海外ノマド生活を5年間経験をしてみて、大切だなと思ったことをシェア。

3つのキーワードで『海外ノマド』を考えていきます。

  • 海外ノマドのキーワード①:職種
  • 海外ノマドのキーワード②:税金
  • 海外ノマドのキーワード③:パソコン

海外ノマドのキーワード①:職種

海外ノマドがお金を稼ぐ方法は複数あります。

共通点を上げるのなら、すべてネットだけで完結できるということ。2021年、テレワークを導入する仕事が増えつつあります。もしかしたら、ほとんどの職種を海外ノマドでも、できるようになる日が来るのかもしれません。

では、順番に見ていきます。

その①:プログラミング

プログラミング業界は、慢性的な人手不足。「クラウドワークス」などの案件を見てみても、プログラミング関連は多いのが特徴。

専門知識は必要となりますが、「Progate」や「ドットインストール」などの学習サイトは無料プランもあるので、知識習得には便利。本格的に勉強したいと思ったら有料プランを使っていけばOKです。

その②:WEBライティング

いち早く海外ノマドとして稼ぎたいなら、「WEBライティング」はオススメ。Webサイトやブログ向けに文章を書く仕事です。

簡単なPC操作さえできれば誰でも始めることができ、「クラウドワークス」などの募集サイトで、案件を探すのも難しくありません。

もちろん、デメリットでもあり、誰でも始められるということで参入してくる人が多く、報酬は年々下落傾向にあります。

その③:ブログ・アフィリエイト

スキル・経験のない人が最も始めやすいのが「ブログ・アフィリエイト」。

自身の経験をブログ上でコンテンツにまとめ、広告を張り収益化。決して簡単ではありませんが、やり方次第では、海外ノマド生活に十分な収入が手に入ります。

収入額はピンキリで、月に10円も稼げない人が多くいる一方、個人でも月1,000万円以上を稼ぐ人もいる。挑戦してみる価値はありそうです。

その④:WEBデザイン

海外ノマドで稼げる仕事のひとつが「WEBデザイン」。未経験からでも始めることができ、仕事を受注できるサイトも数多く存在。

先ほど紹介したWEBライターとの違いは、単価が高めということ。YouTubeのサムネやWebページなどの需要が増えているのも関わらず、作成できる人の数が追いついていない状況。

プログラミングと同様、無料で学習できるサービスあります。

その⑤:旅行系YouTuber・インスタグラマー

海外ノマド向けの仕事のひとつであるYouTuberとインスタグラマー。ネット環境さえあれば、世界中どこでもできる代表的な職種。

ネタを考えるのが大変ですが、旅行なら移動するだけでいくらでもネタができます。また旅行に対する需要は世界的に高いので、徐々に海外旅行ができるようになったら注目の仕事です。

その⑥:株・FXトレーダー

株・FXトレーダーも場所を問わず稼げるので、海外ノマドと相性がいいです。ただ、これまで紹介した職種と唯一違う点は、損失が発生する可能性がありということ。プログラミングなどで限りなく低い時給で仕事することはあっても、マイナスになることはありません。

なので、トレーダー単体で稼ぐというのは難易度が高いでしょう。もしやるのであれば、他の職種と組み合わせることをオススメします。

※このあたり詳しくはFX自動売買で生活するぞ。しかしオススメしない理由【超不安定です】もご覧ください。現実の空気感が伝わると思います。

海外ノマドのキーワード②:税金

ノマドは国外転出届を出せば日本の税金はほぼかかりません。海外でノマドワークする場合、住民票を日本に残したまま海外に行くか、住民票を抜いて海外に行くかの2パターンがあります。住民票を抜くと、日本国内に住所がないという扱いになるので、基本的に税金がかからなくなります。

※注意点:税金については自己責任でお願いします
個別の状況により各国の税務当局の判断はちがいます。また税務当局の判断も日々変更されています。国際税務に関しては、まずは専門家の税理士に相談することをおすすめします。

海外ノマドのキーワード③:パソコン

MacBook Proは海外ノマドに大人気のパソコンですね。コワーキングスペースに行くと、多くの人がMacBook Proを使っていたりします。

難点はバッテリーの持ちが悪いこと。この点がネックでMacは使っていません。

ということ、『Let’s note』を使っています

レッツノートはシンプルな見た目、丈夫さとバッテリーの持ちが売りのパソコンです。

  • CPU:Intel Core m3-7Y30
  • RAM:8GB
  • ストレージ:SSD128GB
  • バッテリー駆動時間:11.5時間ほど
  • ディスプレイ:10.1インチ
  • 質量:約0.75kg
  • 価格:15万円〜

難点としては、価格が高めなことです。ただし丈夫さを売りにしているパソコンでもあるので、長く使えるのは確かかなと。バッテリー駆動時間は11時間ほどと高寿命。また750gと圧倒的な軽さで、移動が多い海外ノマドにはおすすめなモデルです。

まとめ:2022年から海外ノマドしよう

海外ノマドになる方法は次のとおり。

  • 手順①:スキルを身に付ける
  • 手順②:お金を稼ぐ

最初は失敗だらけですが、少しづつ前進できるかなと。

ほとんどの人は”行動しない”現実

方法を知っていても、動く人はほとんどいません。
ただ、筆者が2016年に海外ノマド生活をはじめて、ひとつだけ後悔したことがあります。

それは、もっと早く始めてればよかった、、、

このとき、人は行動しないことで後悔することを学びました。アナタは、同じような経験ありますか。もし、あるのなら同じ後悔は繰り返さないでください。

ぜひ、行動してみてください。
結論はこれだけ、動いて、考えて、また動いて、また考えての繰り返しです。動いたとしても損はしませんので、バリバリ前に進みましょう。