【5,250円/月】SafetyWing [セーフティウイング]という「海外ノマド保険」

海外ノマド生活
保険どうする「SafetyWingという、海外ノマド保険があるらしい。他社と比べてオトクなのかな…。入国条件に海外旅行保険への加入が必須化。ぶっちゃけ悩んでいます。」

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • SafetyWingは超おすすめです【0歳から39歳まで】
  • SafetyWingは比較してみてもオトクです【40歳から59歳まで】
  • SafetyWingとの相性は健康状態によります【60歳から69歳まで】
  • SafetyWing [セーフティウイング]と使いこなすポイント

筆者の海外ノマド歴は、6年目に突入。
海外で入院歴もあり。2020年2月、タイで入院して外科手術を受けました。
» 【2020年入院手術】Samitivej[サミティベート病院]の評判【良好】

海外ノマド、保険はどうする?

6年の海外ノマド生活から学んだ最適解は、病院に行かなくて済む健康状態の維持。つまり「運動」「食事」「睡眠」の質を上げること。あくまで、保険はオマケです。

かといって、未加入というのも不安。
今回は海外ノマドと相性がいい、SafetyWing [セーフティウイング]を解説。生活の質を上げる知恵をお話しします。

SafetyWingは超おすすめです【0歳から39歳まで】

SafetyWingは超おすすめです【0歳から39歳まで】
SafetyWing [セーフティウイング]は、
海外ノマド向けの「旅行保険+医療保険」に特化したサービス。

SafetyWingのポイント

  • 世界180ヵ国で使える
  • 東京海上日動と提携
  • 上限額は25万ドル
  • 旅行保険も兼ねている

日本国内の一般的な海外旅行保険の上限は、1000万円(約12.5万ドル)です。SafetyWingは、支店を持たずオンラインで完結するサービス。そして、対象を全世界へと広げて、このコスパを実現しています。

SafetyWing ジェイアイ傷害火災
(最安プラン)
エポスカード
(付帯保険)
治療費用上限 25万米ドル 1000万円 200万円
円換算(1ドル125円) 3,125万円 1,000万円 200万円
25万ドルあれば、十分です

コロナ禍において、多くの国が観光客の入国を制限していました。2022年時点、この制限を撤廃する国が増えつつあります。

国によっては、海外旅行保険の加入を義務付け。
SafetyWingは、1か月42ドルから。そしてオンラインで加入できるので入国条件用の保険としての利用価値もアリです。

タイ入国時のThailand Pass登録時に必要な医療保険に関する追加情報
入国に際して必要な最低5万米ドルの医療保険については、年齢にかかわらず加入することが求められます(12歳未満でも加入が必要です)。
出典:大使館からのお知らせ | 在タイ日本国大使館ウェブサイト

海外渡航中でも登録可能

  • 米国を含む場合は別料金
  • 予防治療や特病などは対象外
  • 終了日を設定しない限りは28日ごとに更新
  • 90日ごとに、母国でも30日間(米国では15日間)は保険が適応

一般的な海外旅行保険では、海外出国前の保険加入が必須です。SafetyWingは、出国後に加入することも可能。そして、渡航中に保健期間の延長も自由自在です。

40歳以上だと、どうなる?

一般的に40歳から、病気やケガの可能性は上がると言われています。この年代とSafetyWingの相性はどうなのでしょうか。いっしょに見ていきます

SafetyWingは比較してみてもオトクです【40歳から59歳まで】

SafetyWingは使い分けがポイントです【40歳から59歳まで】
さきほどの保険料は、
生後15か月から39歳までの料金。

SafetyWing [セーフティウイング]でも、ほかの海外旅行保険と同じく年齢が上がると、保険料も上がる料金設定になっています。

4週間の保険料 1年間の保険料 円換算(1ドル125円)
10歳から39歳まで 42.00ドル 546ドル 6万8,250円
40歳から49歳まで 68.04ドル 884.52ドル 11万565円
50歳から59歳まで 106.68ドル 1,386.84ドル 17万3,355円
60歳から69歳まで 144.76ドル 1,881.88ドル 23万5,235円

SafetyWingを、他の選択肢と比較する

一般的な海外旅行保険であれば、
選択肢は以下の2つ。

  • 日本国内の海外旅行保険:東京海上日動や三井住友海上など
  • クレカの付帯保険:エポスカードや楽天カードなど

保険料をくらべてみると、以下のとおり。

SafetyWing ジェイアイ傷害火災
(最安プラン)
エポスカード
(付帯保険)
保険料(1年間) 546ドル 19万9,680円 無料(3か月)
円換算(1ドル125円) 6万8,250円 19万9,680円 無料(3か月)

日本出国後、3か月間はクレカ付帯保険でカバー。その後、SafetyWingに加入する。そんな使い方もありかもしれません。

国民健康保険の保険料はいくら?

1か月の保険料 1年間の保険料
給与収入100万円 4,492円 5万3,904円
給与収入200万円 11,409円 13万6,908円
給与収入300万円 16,974円 20万3,688円

以上は、39歳以下の保険料。
40歳以上、そして給与収入が上がれば、保険料も大きくなる設計。(※参考:令和3年度 国民健康保険料 概算早見表(給与・年金)

39歳以下、年収300万円の保険料(1年間)
  • SafetyWing   →    6万8,250円
  • 国民健康保険  →  20万3,688円

SafetyWing [セーフティウイング]の場合、保険料に連動するのは年齢のみ。収入が多くても保険料は変わりません。働けば働くほど収入が上がる、デジタルノマド向けの設計と言えます。

60歳以上でも、加入できるのか?

SafetyWingに加入できるのは、
69歳まで。この年代の最適解を考えていきます。

SafetyWingとの相性は健康状態によります【60歳から69歳まで】

SafetyWingは各自の健康状態によります【60歳から69歳まで】
実際のところ、
ほとんどの人は、病院に行くことはありません。

とくにアジアでは、市販薬で解決できる場合がほとんどです。実際、海外旅行保険を利用して病院へ行くのは、海外生活に慣れていない最初の1年間が中心です。

治療費はいくらかかるのか(タイの場合)

項目 治療費
救急車の料金 無料
初診料 3,000~4,500円
病院部屋代(1日当たり) 33,500~40,100円
虫垂炎手術の治療費 480,000円

全体的にヨーロッパや北米では割高、アジアでは安くなる傾向があります。(※参考:価格.com – 海外の医療費 | 海外旅行保険の必要性

入院費はどのくらいかかるのか?

「Rotator Cuff Tear」→「肩腱板断裂」
「治療費用」→「日本円換算で約125万円」
出典:【2020年入院手術】Samitivej[サミティベート病院]の評判【良好】

筆者は2016年から、海外生活を始めました。
複数回、病院にも行っており入院経験もあります。感覚的に相当大がかりな手術をしない限りは、200万円あれば十分かなと。

SafetyWing [セーフティウイング]を使いこなすポイント


SafetyWing [セーフティウイング]の併用が最適解です

  • 海外旅行保険の問題点 → 海外渡航前に加入する必要あり
  • クレジットカード付帯保険の問題点 → 有効期間は3か月まで

「海外渡航後に加入できる」
「日本国内のサービスより安い」

これが、SafetyWingの特徴となります。
使いこなしのコツは、既存のサービスとの併用です。

ハイブリッドが、時代の流れです

・ガソリン = 大手保険会社、クレカ付帯保険
・電気   = SafetyWing

海外出国時から、一定期間は「大手保険会社、クレカ付帯保険」を利用。その後、必要に応じて、SafetyWingにオンラインで加入する。これが最適解かなと。

保険は健康な人が、さらに快適な暮らしを求めて利用するもの。保険への投資は、健康への投資とセットで行うとコスパが上がります。

海外旅行保険に加入する2つの目的

  • 海外滞在中の医療費をカバーする
  • 入国条件の海外旅行保険加入をクリアする

そして、どのようにカバーすればいいのか?
具体的な行動は、とてもシンプルです。

そもそも論として、
運動』『食事』『睡眠』への投資は怠らない。

いま日本にいるなら、
エポスカード』など、クレカ付帯保険を準備。

海外にいるなら、
SafetyWing』の海外ノマド保険を活用。

コロナ後ということもあり、
入国条件として、海外旅行保険への加入を義務付けている国が多めです。ですが、保険料が増えてしまうと、肝心の旅行代金が少なくなってしまいます。

SafetyWingは、
そんな時代の救世主なのかもしれません。上手に活用してください(^_-)-☆