【永久保存版】「タイでクレジットカードを作る・作り方」をまとめてみた。

銀行口座
タイでクレジットカードが作りたい人「タイのクレジットカード事情を知りたい。おすすめカードから作り方、事前に知っておくべきことなど、経験者から聞いてみたいな。」

こういった疑問にお答えします。

本記事では、タイでおすすめなクレジットカードと、クレカ関連のよくある質問をまとめました。

この記事を書いている筆者は、海外ノマド歴5年。
東南アジアを中心にノマド生活しているため、、、駐在員のような信用度はありません。でも、色々と工夫して、これまで暮らしてきました。

タイの銀行口座を2つ、タイのクレジットカードを2枚持っています。

自身の経験をもとに、タイのクレカ事情をまとめました。

2018年:タイのチェンマイでクレジットカードを作りました【経験談】

2018年に、タイのチェンマイでクレジットカードを2枚作りました。
この時はタイの労働許可証をもらって、働いていたわけではありません。

EDビザを取得して、英語学校に通っていた時に作りました。観光ビザでも作れそうな雰囲気でしたが、この部分は確認していません。ただ、複数の銀行、支店をまわって感じたのは支店・担当者によって対応が違うということ。

クレジットカードを作ることができたのは、バンコク銀行のガートスアンゲーオ支店。おそらく、チェンマイ市内で最も外国人にフレンドリーな支店です。

日本語対応のバンコク銀行チェンマイ地区支店紹介

ロングステイや観光客のために、日本語が話せるタイ人行員を窓口に在駐させている銀行の支店があります。銀行窓口で日本語対応している銀行の支店を紹介。

バンコク銀行ニマンヘミン支店
営業時間:平日(月~金・タイの祝日を除く)8:30~15:30
場所:ニマンヘミン通りソイ16の入口の角

上記の銀行の支店窓口で、日本語対応のサービスを行っています。

こちらの支店も行ってみたのですが、日本語が少し話せる行員(単語を知っている)がいるという感じで、基本的なやり取りは英語になります。

クレジットカード発行のポイント

  • バンコク銀行の窓口でクレジットカードを発行
  • バンコク銀行の定期預金を作り、その金額が毎月の利用限度額となる
  • 発行までは1か月程度、できたらメールが届くので支店に取りに行く
  • 年間で1万5000バーツ(約5万円)以上利用があれば年会費無料
  • カードブランドはビザとマスターカード
  • 有効期間は5年
クレジットカードが作れた支店はこちら

クレジットカードの作成に必要だったものは、バンコク銀行の口座開設時と同じです。なぜなら、定期預金の新規口座をつくることが、クレジットカード発行の条件なので。

具体的には以下のとおり

  • パスポート
  • 住所(アパートの契約書のようなものがあれば良)
  • 定期預金に預けるお金(最低金額は20,000バーツから)

住所も書くのですが、支店申し込みということで、クレジットカードはこの支店宛にバンコクの本店から届きます。1か月~1か月半くらいでSMSかメールで連絡がきますので、その後、支店に行ってクレジットカードを受取ります。

タイでクレジットカードを作るには、利用金額を引き落とすためにタイ国内の銀行口座が必要です。年々、銀行口座開設は厳しくなっていますが、まだ可能な銀行もあるのでトライしてみてください。

タイではクレジットカードではなく『デビットカード』でも十分な話

結論は、デビットカードで十分。

先ほど紹介した通り、タイの銀行口座は現在でも作ることが可能。そして、口座開設時に発行されるカードには通常デビット機能が付いています。このカードで、タイ国内の買い物で決済、ECサイトでのショッピングもできます。なので、どうしてもという理由がなければ、クレジットカードを作る必要はないのかなと。

筆者が作った理由は、今後もタイに定期的に行くと思ったから。

ご存じの方もいるかと思いますが、各国ともマネーロンダリング対策の一環として、外国人の銀行口座開設は年々厳しくなっています。これはタイも例外ではなく、以前はパスポートだけで口座開設できた、バンコク銀行本店も、いろいろと提出書類を求めるようになってきました。

ですが、近年ではQRコードを利用したキャッシュレス決済も普及してきており、クレジットカードの必要性も以前よりは低くなっているのが現実です。

参考:【簡単】タイ Rabbit LINE Pay[ラインペイ]の使い方【日本と違うかも】
参考:【実証済み】TrueMoney Walletの使い方【タイの新しいお金アプリ】

ただし、キャッシュレス経済に移行したわけではなく、まだまだこれからというのも事実。クレジットカードを使いたいという人の気持ちもわかります。つづいて、タイのクレカ事情について、いっしょに見ていきましょう。

タイのクレカ事情でよくある質問

よくある質問をまとめました。

その①:タイ駐在員がクレジットカードを作る方法

タイの駐在員であればクレジットカードを作るのは簡単です。

なぜなら、タイでクレジットカードが作れる条件は、1万5,000バーツ以上の月収がある。そして、外国人は労働許可証(ワークパーミット)を取得していること。駐在員であれば、この条件はクリアしています。

タイでは日本と同じく、一般カードからゴールドカードやプラチナカード、また、デパートとの提携カードなどクレジットカードの種類も豊富。 ポイント還元や空港内ラウンジの利用が無料など、お得な特典も多数。自分に合った、クレジットカードを選べばOKです。

駐在員がクレジットカードを作るのに必要な書類
  • パスポートのコピー
  • 労働許可証(ワークパーミット)のコピー
  • 給与明細または会社発行の給与証明書
  • 銀行通帳のコピー

その②:タイのイオンカード(クレジットカード)を作る方法

日本語で問い合わせができ、多くの在タイ日本人が持つイオンカード。さまざまなカード特典がある他、たまったポイントを航空会社のマイレージに交換できるのも魅力です。各種カード共に、「家族カード」をお申し込み頂けます。申し込み方法は、窓口のネットの2つ。カードに関するお問い合わせは日本語で可能です。

イオンタナシンサップ 日本人コンタクトセンター
・02-665-0069(平日9:00-18:00)

その③:タイでオススメの日本のクレジットカード

それは、エポスカードです。

なぜなら、持ってるだけで自動付帯の海外旅行保険が300万円。民間海外旅行保険の保険料が数万円かかることを考えれば、必ず持っておくべき1枚です。

クレジットカードの海外旅行保険って限度額が少ないのでは、、、

こんな心配をする人もいるかと思います。確かに、その通りです。

病気・ケガをした場合の補償限度額
  • 一般的な海外旅行保険:1000万円が主流
  • クレジットカードの海外旅行保険:50万円~300万円程度

これを見て、不安になる気持ちもよく分かります。しかし、一般的に海外で病気になった場合、いくらくらいかかるのでしょうか。

ここで、筆者の経験をシェアしたいと思います。2020年2月にタイのバンコクで、肩に痛みが発生。病院に行って診察を受けた結果、外科手術をすることになりました。専門病院に1泊2日で入院し、全身麻酔をして、内視鏡を使っての手術です。手術は上手くいき、肩の調子もよくなったのですが、一体いくらかかったか分かりますか。

日本円で『約125万円』ほど。

ここから分かるのは、1000万円ちかく費用がかかることはない。
仮にかかったとしても、それは脳や内臓の外科手術くらいではないかなと。

バンコクで手術を受けた詳細は【2020年入院手術】Samitivej[サミティベート病院]の評判【良好】をご覧ください。

つまり、わざわざ海外旅行保険に入っても、使う機会はほとんどないということ。だけど、どうしても心配な方は、できるだけ保証額の多いクレジットカードを持っておくのがベスト。

具体的にどれかというと、、、それは『エポスカード』になります。

まだ、持っていないかたは、年会費永年無料、病気・ケガによる保証は300万円。持ってるだけでコスパ高のクレジットカードを1枚用意しておいてください。

まとめ:【永久保存版】「タイでクレジットカードを作る・作り方」

記事のポイントを3行でまとめます。

  • タイでクレジットカードを作るには、タイの銀行口座が必要
  • 基本、労働許可証がなければ作れないが、一部例外もあり
  • タイでもキャッシュレス決済が普及しつつあり、クレカの必要性は低下している

タイに頻繁に来る予定のある人は、作ってもいいかもしれません。
ただ、それ以外の短期滞在者は日本のクレジットカードで十分なのかなと。

というわけで、今回は以上です。
是非、適切なクレカを作って、快適なタイ生活をお送りください。