【2016~2021】タイで運転免許証を取得する方法+更新方法【筆者が実践】

海外ノマド生活
タイで運転免許証の取得を目指す人「タイで運転免許証を取得したい。無免許で運転して罰金取られるのはイヤなので、運転免許証がほしい。みんなどういった手順でタイの運転免許に取ったんだろう? 具体的な方法と手順を知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • 日本の運転免許証をタイの運転免許証に切り替える方法【ポイント5つ】
  • タイの運転免許証の有効期間を更新する方法
  • タイで国際運転免許証を取得する方法

この記事を書いている筆者は東南アジア在住のノマドワーカーです。
現在は、投資収益のみで生計を立てており、ブログで情報発信をしながら暮らしています。

タイのバンコクとチェンマイに1年ずつ住んでいた経験もあり、その際に運転免許証の取得と更新をしています。「タイの運転免許証取得 = 大変そう」って思うかもしれませんが、、、1日で完結します。

今回は『タイの運転免許証の取得』を目指す方向けに、具体的な方法と手順を解説します。

日本の運転免許証をタイの運転免許証に切り替える方法【ポイント5つ】

ポイント5つをクリアすれば、タイの運転免許証が取れます。

  • ポイント①:日本大使館で英文の翻訳証明書と在留届出済証明をもらう
  • ポイント②:健康診断書を用意
  • ポイント③:申請用紙に記入
  • ポイント④:適性試験を受ける
  • ポイント⑤:講習を受ける

ポイント①:日本大使館で英文の翻訳証明書と在留届出済証明をもらう

日本の運転免許証をタイの運転免許証に切り替えるために必要な書類を手に入れます。

日本大使館で発行してもらうのは、つぎの2つ。
  • 日本の免許証と日本大使館領事部発行の英文の翻訳証明書
  • 日本大使館領事部発行の在留届出済証明

出典:在タイ日本国大使館ウェブサイト

即日発行可能ですが、混雑している場合は時間がかかります。なので、バンコクの陸運局にいく当日ではなく、事前に取得していくことをオススメします。

在タイ日本国大使館の場所

ポイント②:健康診断書を用意

タイの運転免許を取得、そして更新する際には健康診断書が必要です。この診断者は、ほとんどのクリニックで発行しており、料金は100~300バーツ程度。実際に受けてみると、何も診察はせず、パスポートの名前を診断書に書いているだけのクリニックもあり。不安になるかもしれませんが、これで問題ありません。そういうものだと、割り切りましょう。

陸運局があるバーンチャーク駅ちかくのクリニック

ポイント③:申請用紙に記入

申請用紙は、陸運局内でもらえます。タイ語と英語表記になっているので、記入例を参考にすべて記入してください。また、必要ならパスポートのコピーもできるので、準備しましょう。ただ、午前中は相当混みますので、覚悟しておいた方がいいかも。

バーンチャークの陸運局の場所

ポイント④:適性試験を受ける

申請書類を窓口に提出したら、番号札をもらえます。この番号が呼ばれたら、各種適性検査を順番に受けていきます。最初に職員の人が見本を見してくれるので、それと同じことをやります。誰でもできる「ランプがついたらブレーキを踏む」のような、簡単なテストです。

ポイント⑤:講習を受ける

適性試験が終わったら、安全講習があります。こちらも番号が呼ばれたら別室でビデオを見ることになります。時間は30分程度、ここは日本の免許更新と似ています。ここまできたら、あとは写真撮影して免許証を受取って終了です。

タイの運転免許証の有効期間を更新する方法

・有効期間:5年間
・更新料金:合計960バーツ(車555バーツ+バイク305バーツ)
・手続き時間:1時間程度

ポイント3つを押さえれば、タイの運転免許証の更新は簡単です。

  • ポイント⑴:日本大使館で在留届出済み証明を発行
  • ポイント⑵:クリニックで健康診断書を作成
  • ポイント⑶:運転免許証の更新は短時間で終わる

ポイント⑴:日本大使館で在留届出済み証明を発行

タイの運転免許証更新のため日本大使館で在留届出済み証明を発行してもらいます。料金は1通500~700バーツ程度。その時の為替レートによって定期的に変わります。また、チェンマイの日本国総領事館でも発行可能ですが、即時発行ではなく翌日以降の発行となるので、注意が必要です。

チェンマイの日本国総領事館の場所

ポイント⑵:クリニックで健康診断書を作成

クリニックで運転免許更新用の健康診断書を作成してもらいます。即日発行可能。クリニックによって、検査方法はまちまちですが、簡単な視力検査と問診をするところが多いみたいです。料金は100~300バーツ程度、家の近くのクリニックで受けるのが良さそうです。

ポイント⑶:運転免許証の更新は短時間で終わる

タイの運転免許証更新のための書類がそろったら、陸運局に向かいましょう。申請用紙を受付でもらって記入したら、窓口に更新書類一式を提出します。

タイの運転免許証、更新のための提出書類一式
  • 申請用紙
  • 健康診断書
  • パスポートのコピー
  • 日本大使館発行の在留届出済証明
  • タイの運転免許証(原本)

提出後、番号札を渡されます。番号を呼ばれたら、更新料金の支払い、写真撮影、運転免許証を受取って終了です。2時間以内に終わったので、書き換えの時よりスムーズでした。

チェンマイの陸運局の場所

タイで国際運転免許証を取得する方法

タイの運転免許証を持っている場合は、陸運局で国際運転免許証を取得することができます。タイ人以外でも取得は可能。方法は簡単なので、必要な方は申請してみてください。

  • ポイント1:5cm×5cmの顔写真2枚
  • ポイント2:国際運転免許証取得のための申請用紙

ポイント1:5cm×5cmの顔写真2枚

タイの運転免許証の書き換えや更新では写真の準備は必要ありません。しかし、国際運転免許証の取得では、自分で用意する必要があります。写真のサイズは大きめで5cm×5cm。

Big Cameraというカメラ屋で、写真撮影してもらいました。

チェンマイのショッピングモール、Maya内にある『BIg Camera』

ポイント2:国際運転免許証取得のための申請用紙

タイで国際運転免許証を取得できるのは、陸運局です。陸運局内部に担当の窓口があるので、申請書類をもらいましょう。記入し終わったら、必要書類を提出して申請料金を支払います。

  • タイで国際運転免許証申請のために必要な書類一式
  • タイの運転免許証(原本とコピー)
  • パスポート(原本とコピー)
  • 5cm×5cmの顔写真2枚

国際運転免許証の発行は即日ではありません。後日、指定された日時に受取りに行きます。

まとめ:タイで運転免許証を取得する方法+更新方法

記事のポイントをまとめます。

  • 日本大使館で必要書類の発行はバンコクは即日、チェンマイは翌日以降
  • 書き換え・更新とともに健康診断書が必要
  • タイの運転免許証がある場合は国際運転免許証の取得が可能
  • タイの運転免許証の有効期間は書き換え後は2年、更新後は5年

こんな感じ。

国によっては、短期滞在者の運転免許取得が、厳しくなっているところもあります。もちろん、無免許での運転はどこの国でも違法なので、罰金の支払いにおびえながら暮らさなければなりません。

しかし、タイでの運転免許証取得は比較的簡単なので、車やバイクの運転を考えている人は取っておいた方がいいでしょう。ぜひ頑張ってみてください(^_-)-☆