
こういった疑問にお答えします。
- タイの電子決済サービス – True Money Wallet
- TrueMoney Walletの使い方① – 登録方法
- TrueMoney Walletの使い方② – ログインしてトップアップ(チャージ)
- TrueMoney Walletの使い方③ – バーチャルクレジットカード発行方法
- TrueMoney Walletの使い方④ – マクドナルドで使ってみた!
- TrueMoney Walletの使い方 – まとめ
この記事を書いている筆者は、2016年から東南アジアで海外ノマド生活をしています。タイにはトータル約2年滞在しており、メジャーな電子決済サービスは日常的に使っていました。
今回はタイのQR決済アプリ「TrueMoney Walletの使い方」を紹介していきます。
- 2017年1月から2017年9月まで(8か月)
- 2018年3月から2019年4月まで(14か月)
- 2019年6月から8月まで(2か月)
- 2019年10月から2019年12月まで(2か月)
- 2020年1月から2020年3月まで(2か月)
※日本のAmazonで海外のSIMカードを購入することができます。詳しくは「AISのSIM2FLYをトップアップして日本で使う設定」「TelkomselのSIMカードの使い方」「mobifone ベトナムのSIMカードの使い方」でも解説しています。
タイの電子決済サービス – TrueMoney Wallet

TrueMoney Walletは、”True Corporation”が運営する電子決済サービスです
TrueMoney Walletは通信会社の”True”の提供している電子決済サービスです。タイ国内では、”TrueMove H”というブランド名で通信キャリアとしても有名です。
以前はタイ人しか使うことが出来ませんでしたが、2019年9月から外国人でも使えるようになりました。アカウントをつくるのに必要なものは「パスポート」と「タイの電話番号」の2つだけ。
タイのSIMカードは、日本のアマゾンでも購入できるので、タイへの渡航前に準備してもいいでしょう。
タイでよく使われている電子決済サービス3つ
- Prompt Pay:タイの銀行口座が必要
- Rabbit LINE Pay:タイのLINEアプリが必要
- TrueMoney Wallet:タイの電話番号が必要
Prompt Pay
タイが国策として国を挙げて推進しているのが銀行間の送金システム”Prompt Pay”です。
2019年8月に、日本の東京上野の「多慶屋」で導入され、現在は更に利用できるお店の拡大に乗り出しています。
送金は1バーツから、ATMでの送金手数料は一度の送金額が5000バーツ以下は無料、最大で10バーツという安さです。
お店などで支払うときはQRコードを読み取るだけであり、お店側もアプリを導入するだけなのでかなりシンプル。
驚くべきことにタイ国民の約半分近くが既に登録しているそうです。
個人間の送金でも電話番号さえわかれば口座番号は必要なく、友人や家族への送金によく利用されています。
今後もPrompt Payはタイ国内外で話題になっていくと思われます。
引用元:バンコクLABタイ語学校
Rabbit Line Pay
バンコクの主要鉄道であるBTSにはラビットカードというチャージ式のカードがあります。
BTSグループと日本でもお馴染みのLINEの提携によって生まれたのがこのRabbit LINE Payです。
ちなみにLINEはタイでもとても人気で国民の半分以上が利用しているそうです。
ラビットカードと提携し、デビット・クレジットカードを紐つけることもできます。
BTSのチケットカウンターはいつも大変混雑していますのでこれはとても有り難いですね!!
ただし、Rabbit LINE Payとラビットカードを提携するとラビットカードはチャージができなくなり改札を通る際にしか使えなくなるようです。
ラビットカードのチャージはAISやSabai Plusのトップアップ機の他、BTS、タイの一部の銀行口座から利用できます。
引用元:バンコクLABタイ語学校
TrueMoney Wallet
TrueMoney Walletはこの3つの中で最も遅く、外国人にも解禁されたサービスです。
携帯通信会社のTrueが提供しているチャージ式の決済サービスです。
他のサービスと同じくチャージ方法はコンビニだけでなく、Trueのチャージ用端末やタイの銀行口座、クレジットカードからの引き落としなど。
使用用途は主にセブンイレブンでの買い物やオンラインショッピング、有料アプリや課金が多いようです。
また、Trueの通信プランの一部を割引で購入することができますのでTrueユーザーは利用可能にしておいて損はないと思います。
外国人に解禁されて間もないためか、2019年11月現在は公式ページが英語に対応していません。
アプリは英語かタイ語表記しかありませんが、基本的な英語が理解できれば問題なく使えます。
引用元:バンコクLABタイ語学校
※海外ノマド生活中のお金の管理は、海外銀行口座を開設して行っています。詳しくは「Union Bank[ユニオンバンク]の口座開設」「インドネシアBNI銀行の口座開設」「バンコク銀行[バンコクバンク]の口座開設」で解説しています。
TrueMoney Walletの使い方① – 登録方法
TrueMoney Walletのアカウント作成方法は簡単です。タイの電話番号とパスポートが必要なので手元に準備してから、スタートしましょう。
- TrueMoney Walletのアプリをダウンロード
- TrueMoney Walletのアカウントを作成
- TrueMoney Walletにパスポートを登録
- TrueMoney Walletに個人情報を入力
順番に解説していきます。
TrueMoney Walletのアプリをダウンロード
TrueMoney Walletのアカウントを作成
①:右下の”Account”をタップ
②:”Account”ページの”Register”をタップ
③:”Mobile number”にタイの電話番号10桁を入力して”Next”をタップ
④:入力した電話番号あてに、6桁のワンタイムパスワード(OTP)が、SMSで送られてきます
⑤:この6桁のワンタイムパスワード(OTP)を入力して”Confirm OTP”をタップ
⑥:電話番号とTrue Money Walletの紐づけに対する、承諾の画面が開くので、問題なければ「Confirm」タップ
TrueMoney Walletにパスポートを登録
TrueMoney WalletアカウントとID(身分証明書)を紐づけを行います。
①:外国人なので”Non-Thai citizen”をタップ
②:パスポートの顔写真のページをスマホのカメラで撮影するので、準備ができたら”Scan Passport”をクリック
③:問題なく撮影できたら”Next”をタップ、うまく撮影できなかった場合は”Rescan”をタップして再度撮影してください
④:”Selfie with Passport”では、セルフィー撮影(自撮り)をしてください
本人の顔が枠内に収まるように、パスポートを持った状態で撮影してください。問題なく撮影できたら「Next」をタップ。うまく撮影できなかった場合は「Rescan」をタップして再度、撮影してください。
True Money Walletに個人情報を入力
TrueMoney Walletアカウントに登録する、個人情報を入力していきます。
- ①:Visa typeについて
- ②:Address in Thailandについて
- ③:Occupationについて
- ④:Workplaceについて
- ⑤:Set Up Accountについて
①:TrueMoney Wallet – Visa typeについて
ビザなし滞在なので「Tourist」を選びました。
②:TrueMoney Wallet – Address in Thailandについて
Province, district, subdistrict:ムアン(県)、アンプー(郡)、タンボン(町)を入力
③:TrueMoney Wallet – Occupationについて
無職なので「Househusband/Housewife/Unemployed」を選びました。
④:TrueMoney Wallet – Workplaceについて
無職なので次のように入力しました。
City:None
State/Province:None
Postal code/Zip code:None
Country:Thailand
⑤:「E-mail」にメールアドレス、「Password」に8桁以上の数字と、アルファベットを含んだパスワードを入力
「I have read and agreed to the Terms and Services and Privacy Policy for TrueMoney Wallet」にチェックを入れ、「Next」をタップ。
TrueMoney Walletへの登録が完了
3営業日以内に、アカウント開設完了のSMSが届きます。
TrueMoney Walletの使い方② – ログインしてトップアップ
TrueMoney Walletのアカウントを開設したら、早速ログインしてみましょう
①:TrueMoney Walletアプリを開いて、右上の”Sign In”をタップ
②:”Mobile number”を入力して”Next”をタップ
③:”Password or PIN 4 digits”に登録した、8桁のパスワードを入力して”Sign In”をタップ
④:ログイン後の”Account”画面です
⑤:TrueMoney Walletのトップページ左上の”Add Money”をタップ
⑥:タイの銀行口座を持っている方は、銀行口座から直接入金ができます
それ以外の方は、タイ国内の「7-Eleven」でアプリのバーコード画面をスキャンしてもらうことで、現金を入金することができます。
TrueMoney Walletの使い方③ – バーチャルクレジットカード発行方法
TrueMoney Walletには、タイ国内のECサイトで使える16桁のバーチャルクレジットカード番号を、無料で発行できる機能があります。タイのECサイト「LAZADA」や「Shopee」でも使えるのでとても便利です。
①:TrueMoney Walletアプリを開いて”Account”のなかの”WeCard”をタップ
②:”Virtual WeCard”をタップ
③:カードに登録する名前をアルファベットで”名前” “苗字”の順に入力して”Next”をタップ
④:問題なければ”Virtual WeCard”をタップ
⑤:これでカードの発行は完了、”Card No.”をタップするとカード番号を確認することができます
⑥:True Money Walletの入金額の範囲内で使えるデビットカードになります
TrueMoney Walletの使い方④ – マクドナルドで使ってみた!
TrueMoney Walletにトップアップしたので、早速使ってみました。
「2020年2月22日の13:06」に「149バーツ」決済されていました。

レジ横にあるTrueMoney Walletの立て札、この黒い端末でスマホのQRコードを読み込んで決済します

今回はマクドナルドで、無事決済できました
タイのQR決済【True Money Wallet】の使い方のまとめ
- 1.タイの電話番号とパスポートが必要
- 2.トップアップは「7-Eleven」でできる
- 3.バーチャルクレジットカード番号でECサイトで買い物ができる
今回はタイの電子決済サービスTrueMoney Walletを紹介してきました。スマホのSIMカードはTrueMove Hを使っているので、SIMへのトップアップにも使えるので便利だと感じました。
ポイントも貯まるようなのですが、まだ使い始めたばかりなので、これから記事に追加していきたいと思います。
今回は以上になります。
快適なタイLIFEをお過ごしください。