こういった疑問にお答えします。
- 【最強・最速】Beeks – 日本語はだいじょうぶ?
- 【最強・最速】Beeks – 料金は月額いくら?
- 【最強・最速】Beeks – 使い方は簡単?
- 【最強・最速】Beeks – 解約方法は?
- 【最強・最速】Beeks – このVPSを無料で使う方法があります!
- 追加コラム①:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)による影響
- 追加コラム②:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)の改善方法
2007年から投資を始めました。最初は株式投資からはじめ、現在はFX自動売買を行っております。FX自動売買では複数社のVPSサーバーを使いこなしています。要するに、投資の経験とVPSの知識があります。
FX自動売買用のVPS関連の記事は、トレーダー以外が書いたものが多く、実運用ではどうなのって思うものが多かったりします。今回の記事では、”正しい情報を初心者でもわかりやすく”というテーマで書いています。ぜひご覧ください。
【最強・最速】Beeks – 日本語はだいじょうぶ?
Beeksには日本語公式サイトがあり、トップページは上記のとおりです。
- 英語版サイトURL:https://www.beeksfinancialcloud.com/
- 日本語版サイトURL:https://www.beeksfinancialcloud.jp/
基本、日本語のみで完結します。
なぜなら、Beeksは世界最大のFX自動売買用のVPSサービス提供会社だからです。
Beeks Financial Couldとは
Beeks Financial Cloudは、Beeksfx VPSの一部として、サービス拡張のため新設されました。現在では、自動売買取引のためのサーバーを提供する会社として、世界最大となっております。
世界中の投資家の皆様にサービスをご利用いただけます。
引用元:Beeks日本語公式サイト
【最強・最速】Beeks – 料金は月額いくら?
月額の料金はこちらです。
ブロンズ | シルバー | ゴールド |
¥4750/月 | ¥8550/月 | ¥12200/月 |
月契約 | 月契約 | 月契約 |
RAM 1300MB | RAM 2700MB | RAM 5120MB |
1 VCPU | 2 VCPU | 4 VCPU |
25GB | 50GB | 75GB |
他のVPS業者で見られるような、長期割引もあり1年契約で2か月分無料になります。
ブロンズ | シルバー | ゴールド |
¥47500/年 | ¥85500/年 | ¥122000/年 |
年間契約 | 年間契約 | 年間契約 |
RAM 1300MB | RAM 2700MB | RAM 5120MB |
1 VCPU | 2 VCPU | 4 VCPU |
25GB | 50GB | 75GB |
そして、他社と比較すると料金はハッキリと割高に感じます。
- WIN-VPS.com ※メモリ2GBプラン12か月契約で$96から(約10,560円)
- VirMach ※メモリ1GBプラン12か月契約で$70から(約7,700円)
- お名前.com デスクトップクラウド ※1か月メモリ1.5GBプランで1260円から!キャンペーン実施中
それでも、FX自動売買用のVPSとしては最大規模を誇っています。これには理由が2つあります。
提携している海外FX業者がダントツに多い
詳しくは、のちほどコラムで解説していきます。
【最強・最速】Beeks – 使い方は簡単?
BeeksのVPSは簡単に使えるのかというと、基本的には他社と同じです。VPSサービスを複数社使って分かったことなのですが、どの会社もユーザーページから、VPSの設定方法までほとんど同じです。1回やればだれでもできる内容だと思います。
VPSサービスは、日本国内・海外を問わず基本的には同じ使い方になります。とくにWindowsリモートデスクトップはマイクロソフトの作ったツールなので同じやり方で設定していくことになります。VPSが全く初めてという方は、1か月だけ国内のVPSサービスを使い、設定の仕方だけ覚えてから海外VPSに移行するというやる方もアリだと思います。
日本国内のVPSは「お名前.com デスクトップクラウド for MT4」がキャンペーンを実施しており割安なのでオススメです。
【最強・最速】Beeks – 解約方法は?
解約方法はBeeksのユーザーページから自動更新をキャンセルすれば完了です。当月の有効期限内は利用できますが、翌日からVPSサーバーにログインできなくなっています。
ユーザーページから簡単に設定できると思いますが、仕様変更などもありますので心配な方は、サポートに確認することをオススメします。
【最強・最速】Beeks – このVPSを無料で使う方法があります!
実はこの【最強・最速】のBeeksのVPSを無料で使う方法があります。それは、Beeksと提携している海外FX業者で口座開設するという方法です。一定条件を満たすとBeeksのVPSを無料で利用できるサービスを行っています。
筆者はTradersTrustで一定条件を満たし、BeeksのVPSを無料で利用していました。
BeeksのVPSを無料で利用する方法
BeeksのVPSは一部の海外FX会社において条件付きで無料で利用することができます。各FX会社によって違いますが条件は「最低入金額」と「月あたりの最低取引ロット数」のふたつになります。
TradersTrustの無料VPS利用条件
Bronze Package | Silver Package | Gold Package | |
メモリ | 1300MB | 2700MB | 5120MB |
ディスク容量 | 25GB | 50GB | 75GB |
最低入金額 | 2,000ドル以上 | 3,000ドル以上 | 5,000ドル以上 |
最低取引ロット数 | 5ロット以上 | 7ロット以上 | 10ロット以上 |
XMの無料VPSの利用条件
Bronze Package | Silver Package | Gold Package | |
メモリ | 1300MB | 2700MB | 5120MB |
ディスク容量 | 25GB | 50GB | 75GB |
最低入金額 | 5,000ドル以上 | 8,000ドル以上 | 15,000ドル以上 |
最低取引ロット数 | 5ロット以上 | 8ロット以上 | 15ロット以上 |
HotForexの無料VPSの利用条件
Bronze Package | Silver Package | Gold Package | |
メモリ | 1300MB | 2700MB | 5120MB |
ディスク容量 | 25GB | 50GB | 75GB |
最低入金額 | 5,000ドル以上 | 8,000ドル以上 | 15,000ドル以上 |
最低取引ロット数 | 5ロット以上 | 8ロット以上 | 15ロット以上 |
無料で利用できるVPSについては「【2020】海外FXでつかえる無料VPSオススメ3選【投資歴13年が解説】」で詳しく解説しています。
【完全無料】海外FXでつかえるVPSオススメ3選【MT4でFX自動売買】
「海外FXでつかえる無料VPSについて知りたい。MT4でFX自動売買するのに必要なVPSを完全無料で使いたいな。あと、使い方のコツとかも知っておきたいな。」←こういった疑問に答えます。本記事の内容・海外FXでつかえるVPSオススメ3選【完全無料です】・海外FXの無料VPSを使うまえに知っておくべきこと【ロケーション】・まずはスタート → 動きながら考えるのが最短です
追加コラム①:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)による影響
普段、FXで取引するときにFX業者のサーバーを経由して取引しています。FX取引をしたくても、FX会社のサーバーを通さないと取引は成立しません。
このサーバーですが、裁量でスイングトレードをするときはあまり気にならないかもしれませんが、EAを使用した高頻度の取引となると損益に大きく影響を及ぼしてきます。
コラムでは、レイテンシー(遅延速度)のトレードへの影響や、どうやって改善していくかををわかりやすく解説していきます。
レイテンシー(遅延速度)とは?
レイテンシー(Latency)とは、データが転送される問に生じる時間差や遅延を意味します。PCなどの端末で操作が行われ、その指示やデータがインターネットを経由して中央のサーバで処理されるまでの時間をレイテンシーといいます。
FX市場で価格は刻々と変化します。レイテンシーが長いと、スリッページが発生したり注文が約定しなかったりといった問題が生じます。FX自動売買など短期の売買を繰り返す場合は、サーバがどこにあるのか、処理能力はどの程度あるのかといったことか取引結果に大きな影響を与えます。
例①:同じロケーションの場合(ロンドン→ロンドン)
- VPS:Beeks(ロンドンサーバー)
- FX会社:TradersTrust(ロンドンサーバー)
- レイテンシー(遅延速度):1.30 ms
Type | Size | Item | Open Price | Close Price | Profit | Pips |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.873 | 111.839 | -340.00 | -3.4 |
sell | 0.50 | audcad | 0.94324 | 0.94221 | 4,340.00 | 10.3 |
sell | 0.50 | audcad | 0.94324 | 0.94221 | 4,340.00 | 10.3 |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.878 | 111.839 | -390.00 | -3.9 |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.878 | 111.839 | -390.00 | -3.9 |
buy | 0.10 | euraud | 1.60184 | 1.60293 | 865.00 | 10.9 |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.765 | 111.839 | 740.00 | 7.4 |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.765 | 111.839 | 740.00 | 7.4 |
sell | 0.50 | audcad | 0.94272 | 0.94172 | 4,213.00 | 10.0 |
sell | 0.50 | audcad | 0.94272 | 0.94172 | 4,213.00 | 10.0 |
sell | 0.10 | gbpusd | 1.31887 | 1.31797 | 1,005.00 | 9.0 |
Total | 19,336.00 | 64.1 |
例②:異なるロケーションの場合(ニューヨーク→東京)
- VPS:WIN-VPS(ニューヨークサーバー)
- FX会社:MyfxMarkets(東京サーバー)
- レイテンシー(遅延速度):182.57 ms
Type | Size | Item | Open Price | Close Price | Profit | Pips |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.873 | 111.844 | -290.00 | -2.9 |
sell | 0.50 | audcad | 0.94337 | 0.94236 | 4,256.00 | 10.1 |
sell | 0.50 | audcad | 0.94337 | 0.94235 | 4,298.00 | 10.2 |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.877 | 111.844 | -330.00 | -3.3 |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.877 | 111.844 | -330.00 | -3.3 |
buy | 0.10 | euraud | 1.60232 | 1.60350 | 936.00 | 11.8 |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.765 | 111.844 | 790.00 | 7.9 |
buy | 0.10 | usdjpy | 111.778 | 111.844 | 660.00 | 6.6 |
sell | 0.50 | audcad | 0.94280 | 0.94179 | 4,255.00 | 10.1 |
sell | 0.50 | audcad | 0.94280 | 0.94177 | 4,340.00 | 10.3 |
sell | 0.10 | gbpusd | 1.31784 | 1.31781 | 34.00 | 0.3 |
Total | 18,619.00 | 57.8 |
- 損益:19,336-18,619=717円
- Pips:64.1-57.8=6.3 pips
半信半疑で同じEAを異なるロケーションの海外FX業者とVPSで動かしてみました。ここまで、ハッキリと異なる結果となったことに、とても驚いたのを今でも覚えています。
ただでさえ、EAは小さなスプレッドを取りにいくのに、レイテンシーの差だけで損益に影響があると何か対策を考えざるを得ません。このころから真剣にトレード環境の改善に取り組んでいきました。
レイテンシーも極めていったらキリがないのですが、今ではレイテンシー10ms以上の環境でEAを稼働させるようなことは絶対にしません。目標は2ms以下です。これは誰でも構築可能なトレード環境です。
追加コラム②:海外VPSのレイテンシー(遅延速度)の改善方法
具体的な方法は以下になります。
- その①:海外FX業者をスプレッドや手数料、レバレッジなどから選ぶ
- その②:海外FX業者のサーバーの場所を確認
- その③:海外FX会社のサーバーと同じ場所にサーバーがあるVPSを探す
- その④:VPS業者をスペックや料金から選ぶ
- その⑤:これを何パターンかトレードしながら試していく
※実際にリアル口座で取引してみないとわからない部分はやはり多いです。
では、いくつか実例を見ていきましょう。
海外FX業者は同じで、VPSサーバーが異なる場合
ご覧の通り、FX会社のサーバーとVPSサーバーの物理的な距離が大きくなるほど、レイテンシー(遅延速度)は大きくなっています。
VPSサーバーは同じで、海外FX業者が異なる場合
この場合は、「Traderstrust」か「XM」でトレードするとレイテンシー(遅延速度)が最小となり収益の向上が見込めます。
海外VPSのレイテンシー(遅延速度)のまとめ
レイテンシー(遅延速度)のトレードへの影響や、改善方法をわかりやすく解説していきました。普段、何気なく使っている海外FX業者やVPSですが、実はこれらの選択はとても重要です。
FX取引の仕組みを知ることは、FX自動売買を始めるうえでとても大切なことですし、FX自動売買を長期的に継続していく上では必須のスキルとも言えます。
また、これらを知らないと、利益が上がる優位性があるEAを購入しても利益を上げられない可能性も出てきます。トレード環境の構築は知らないと、それだけで不利なトレード環境になってしまうので、海外FXや海外VPSの知識は必須です。
今回は以上です。
Beeksを使って、快適なサーバー環境をどうぞ。