
こういった疑問に答えます。
- WallStreetPrincessというEAを動かしてみた【リアルフォワード公開】
- ナンピン型EAの適切な入金額を考える【悲観的に準備する】
- EA開発者は「こいん」さん【信頼性アリ】
この記事を書いている筆者は、投資歴15年。
常時、”20″以上のMT4、そして”500″以上のEAを動かしつつ、反省と改善の毎日を過ごしています。
販売期間が短く、購入者が少ないなら、とくに、、、
今回は”WallStreetPrincess”というEAを動かしてみたので、率直な意見を記事にまとめました。独自のリアルフォワードも公開したので、参考にどうぞご覧ください。
WallStreetPrincessというEAを動かしてみた【リアルフォワード公開】

以下の2つのサービスで結果を公開。
- Myfxbook(認証口座)
- REALTRADE(GogoJungle運営サービス)
※Myfxbookの見方についてはMyfxbookの使い方と見方→時間+損失を1/9に効率化で詳しく解説。あわせて参考にしてください。
Myfxbook(認証口座)
REAL TRADE(Gogojungle運営サービス)
EAの稼働開始は、2021年11月16日から。
初期証拠金は1000ドルと少なめで、スタートしています。
『WallStreetPrincess』がどんなEAなのか、深掘りしていきます。
ナンピン型EAの適切な入金額を考える【悲観的に準備する】

EA購入時に必ず確認すべきことは、以下の2つ。
- 公開情報からわかるEAのロジック
- EA開発者の信頼性(情報発信)
まずは『WallStreetPrincess』のロジックから見ていきます。
公開情報からわかるEAのロジック
- AUDNZD専用
- ナンピン・マーチンゲールを使用
- 決済については内部ロジックで行う
- 取引頻度は月の50%程度
- スプレッド3.5pips以内のブローカーを推奨
これだけでは、少し情報不足なので、パラメーター設定を見ていきましょう。
» WallStreetPrincess – GogoJungle 公式
パラメーター設定から考える適切な入金額

パラメーター設定は合計14個。
ナンピン・マーチンゲールEAなのですが、「ナンピン幅」や「ナンピン倍率」は変更できないようです。なので、ロジックのデフォルト値が気になります。
デフォルトの「ナンピン幅」と「ナンピン倍率」を確認しました。
このようになっています。
最大で11ポジションもつ可能性がある。
そして、重要なのは一体いくら「含み損」を抱えるかということ。
この金額は、ゼッタイに自分で計算しなけらばいけません。
「330pips」逆行した場合の含み損失(※0.01ロットの場合)
ということで、自分で計算してみました。
(※1NZD=77円換算)
ナンピン段数 | pips幅 | ナンピン倍率 | 含み損失(円) |
1 | 0 | 2 | 0 |
2 | 20 | 3 | -154 |
3 | 40 | 4 | -616 |
4 | 60 | 8 | -1,694 |
5 | 80 | 16 | -4,004 |
6 | 100 | 32 | -8,778 |
7 | 130 | 33 | -23,331 |
8 | 170 | 34 | -52,899 |
9 | 220 | 35 | -102,949 |
10 | 270 | 36 | -166,474 |
11 | 330 | 37 | -259,336 |
なんと「マイナス26万円」の含み損です。
だけど、「330pips」も逆行する可能性が低いのも事実。なので、ゴゴジャン公式フォワードの結果から、現実的な数字を考えると、、、
» WallStreetPrincess – GogoJungle 公式
期間 | 2020年11月23日~2021年11月27日(約1年間) |
初期証拠金 | 100万円 |
取引ロット数 | 0.05ロット |
収益額 | 28.23% (282,308円) |
最大ドローダウン | 21.61% (115,121円) |
- 年間収益:282,308円÷0.05ロット=56,641円
- 最大ドローダウン:115,121円÷0.05ロット=23,024円
最大ドローダウン「23,024円」の可能性があるが、収益「56,641円」が見込める。
これなら、証拠金は「10万円」あれば十分かな、、、と言いたいところですが、やめたほうがいいでしょう。
悲観的に準備し、楽観的に対処する
-佐々淳行(初代内閣安全保障室長)
ゴゴジャン公式フォワードをみて、証拠金額を決定するのは楽観過ぎです。
それ以上になった場合、「10万円」だと口座破綻の可能性大。
なので、「330pips」逆行した場合の含み損失から、入金額は考えてください。少し金額は大きくなりますが「悲観的に準備すること」はとても大切です。
WallStreetPrincessのEA開発者は「こいん」さん【信頼性アリ】

EA購入に際して、最重要なのは「どんなEA」かより「誰が作ったEA」かということ。
EA開発者の情報は、ほとんどなし、、、
こんな感じの場合は、EA購入を控えたほうがいいです。
『WallStreetPrincess』は、どうなっているのでしょうか。いっしょに見ていきます。
ブログ名 | 投稿開始日 |
こいんのEA(Blogger) | 2021年6月16日から |
EA名 | 収益額 | 販売開始日 | 利用者数 | 販売価格 |
WallStreetPrincess | 252,238円 | 2020年12月1日 | 101名 | ¥20,000 |
ACDC Ver2 | 220,367円 | 2021年2月6日 | 74名 | ¥20,000 |
AUDNZD Drop | 586,746円 | 2019年2月5日 | 44名 | ¥20,000 |
DokiDoki クッキー | 286,405円 | 2019年2月5日 | 27名 | ¥20,000 |
びたみんEA | -4,863円 | 2021年8月10日 | 5名 | ¥15,000 |
発見:Myfxbookでもトレード結果を公開していました
貴重な情報を発見。
「こいん」さんのブログを見ていたら、Myfxbookでも結果を公開していることが判明。


デモ口座において、1000ドル入金して1年間で3000ドル以上に、、、
Myfxbookの認証口座は、取引しているMT4口座の情報を登録する必要があります。なので、運用結果を加工したり、「デモ口座」を「リアル口座」と称して公開することはできません。
あとは、各トレーダー自身の「経験」と「資金」で判断するだけです。
» WallStreetPrincess – GogoJungle 公式
まとめ:WallStreetPrincessというEAを動かしてみた
WallStreetPrincess – システムトレード – 自動売買・相場分析・投資戦略の販売プラットフォーム – GogoJungle
2020年11月より稼働で安定の成績。
今回は以上となります。
『WallStreetPrincess』の開発者は、情報公開に積極的。「トレーダーファースト」の考えを実践しているようにも感じています。
ゴゴジャンEAは、販売本数が増えてくると、値上げする傾向アリ。
なので少しでも気になった方は、早めの購入をオススメします。
» WallStreetPrincess – GogoJungle 公式
『WallStreetPrincess』の開発者「こいん」さんが公開している『ACDC Ver2』についてもレビュー。気になる方は【短期決戦型】ACDC Ver2を検証してレビュー【取引多め・資金管理必須】で詳しく解説。こちらも参考にしてください。