【損失回避】WallStreet Recovery Proを動かす人向け【攻略・4つのヒント】

WallStreet Forex Robot 3.0
グリッド型EAは危険「WallStreet Recovery Proって、グリッド型EAみたい。損益は右肩上がり、含み損は右肩下がり。ハイリスクでいきなり口座破綻しそう。この感覚、間違っていませんよね。」

こういった疑問にお答えします。

『WallStreet Recovery Pro』をリアル口座で動かしてみた
『WallStreet Recovery Pro』をリアル口座で動かしてみた
期間「2022年9月11日」から「2022年11月11日」まで(※リアル口座)
利回り 勝率 PF
85.15% 90.76% 1.57

こんな結果でした。

本記事の内容
  • WallStreet Recovery Proの運用結果【損失編】
  • WallStreet Recovery Proの運用結果【利益編】
  • WallStreet Recovery Pro・攻略のためのヒント
  • WallStreet Recovery Pro・超まとめ

入金額を2倍にできたが、動かすタイミングが重要。
WallStreet Recovery Proはグリッド型EA、価格が反対に動いたら追加ポジションをもちます。

つまり含み損失を抱えるということ。
実際に動かしたトレード結果から、攻略のヒントが見えてきました。

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WallStreet Recovery Proの運用結果【損失編】


WallStreet Recovery Proを動かし始めました。
2022年2月21日から。以下の口座になります。

この結果を受けて「イケる」と判断。
実運用にちかい設定で動かすことにしました。

※上記は、EAの能力を検証するためのテスト口座です。ぱっと見マイナスですが、全取引項目を公開。なのでガチトレーダーの方は参考にしてください。

28通貨ペアで動かしてみた結果

28通貨ペアで動かしてみた結果
期間「2022年8月15日」から「2022年11月16日」まで(※デモ口座)
利回り 勝率 PF
-8.49% 89.46% 0.93

期間は約3か月。
これだけ見ると、勝率高めの「コツコツドカン」型EA。ですが利益を稼ぎ出す期間があるのも事実。

取引結果の中身も詳しく見ていきます。

26通貨ペアの運用結果
26通貨ペアの運用結果
期間「2022年8月15日」から「2022年11月16日」まで(※デモ口座)
利回り 勝率 PF
47.50% 89.90% 1.89
2通貨ペアの運用結果
2通貨ペアの運用結果
期間「2022年8月15日」から「2022年11月16日」まで(※デモ口座)
利回り 勝率 PF
-55.98% 83.67% 0.12

ザックリと中身を見て、気づいたこと、
一部通貨ペア(GBPNZD、USDCHF)の損失により、トータルでマイナスとなっている。

運用結果を受けて、
「利益となりやすい通貨ペア」ではなく、
「損失となりやすい通貨ペア」の存在が見えてきました。

学び:損失となりやすい通貨ペアあり

特徴としては、以下の2つ。

  • 価格の絶対値が大きい通貨ペア
    ※絶対値とは「EURUSD:1.03」などの単純な数値の大小
  • 価格変動率(%)が大きくなった通貨ペア
    ※ドル円は100円から105円に動けば変動率は「5%」

運用結果をみるかぎり、
2022年11月時点、つぎの通貨ペアが損失となりやすい模様。

通貨ペア 取引回数 獲得 pips 勝率
USDCAD 69回 -192.0 pips 91%
EURCHF 44回 -218.5 pips 70%
GBPCHF 59回 -163.2 pips 88%
GBPCAD 93回 -536.2 pips 87%
GBPNZD 53回 -1,500.0 pips 83%

実際に動かして、見えてきたキーワードは2つ。
「通貨ペア」と「稼働時期」

つづいては、稼働時期についての問題点を「利益編」で見ていきましょう。

WallStreet Recovery Proの運用結果【利益編】


EAトレーダーの基本、
「損失から学び」それを「利益に変える」こと。

損失からの学びを反映させた「リアル口座」の運用結果を見ていきます。

資金が「85.15%」に増えました

資金が「85.15%」に増えました
期間「2022年9月11日」から「2022年11月11日」まで(※リアル口座)

つまり、入金した金額が1.85倍になった。
期間は約2か月です。

※28通貨ペアではなく、一部通貨ペアを除外して動かしました。

利回り 勝率 PF
85.15% 90.76% 1.57

しかし結果だけをみて、
WallStreet Recovery Pro』で稼げると判断するの早いかも、、、

重要:手動でロスカットしている

重要:手動でロスカットしている
期間「2022年9月11日」から「2022年11月11日」まで(※リアル口座)

2022年9月28日、正常な間隔で追加ポジションを取っていないことを確認。
おそらく「値飛び」が原因ではないかなと。

途中、含み損が膨らんだので手動で決済。損失を確定しました。

値飛びとは
通常なら価格は、10、9、8…と順番に動きます。普段なら、その値動きが遅いか速いか程度の問題です。値飛びになると、10から一気に1に飛んでしまい途中の数字は無視されます。滅多に起こらない現象ですが、2015年1月のスイスフランショックなどで発生しています。

理由としては、相場環境が不安定になったから。

思いあたること、、、
2022年9月後半は、こんなことが起こりました。

為替介入によりドル円急落

財政不安から、英ポンド急落

値飛びは『WallStreet Recovery Pro』だけの問題ではなく、裁量取引も含めたFXトレード全体の問題です。仮に値飛びが発生すると、ロスカットを入れても損切りされません。

初心者トレーダー:EAは1度動かしたら「放置」でOK

こんな、間違った考え方は絶対に持たないでください。
定期的に、取引を監視するのは必須です。

WallStreet Recovery Proを動かすのに適した時期

価格が上下に動くのは、問題ありません。
価格が急激に一方向に動くと、大きな損失につながります。

なので「急激に一方向に動く」可能性の少ない通貨ペアで動かすのがポイント。具体的には以下のステップで絞り込み。

ステップ①:通貨ペア別の変動率をチェック
ステップ②:変動率低めの通貨ペアをピックアップ
ステップ③:過去と比較した変動率もチェック

注意点としては、この変動率は時期によって変わるということ。なので、時期によって動かすのに最適な通貨ペアは変わります。

このプロセスは、無料メルマガで公開中。
過去投稿分も見れますので、ガチトレーダーの方は参考してください。
» 【無料】まざのEAトレード日誌 | Substack

ファッションの世界の格言

「服」はお金を出せば買えるが、「着こなし」はお金を出しても買えない。

EAは「動かし方」によって結果が変わります。もし「EAを買えば稼げる」という考えをお持ちなら、いますぐ捨ててください。

つづいては「EA・着こなし」のヒントも見ていきましょう。

EAの着こなし…WallStreet Recovery Pro・攻略のためのヒント


WallStreet Recovery Pro』攻略のためのヒントはあります。

実運用からの学びです。
いっしょに見ていきましょう。

WallStreet Recovery Proの特徴
  • エントリーロジックは『WallStreet Forex Robot 3.0』と同じ
  • グリッドトレードはパラメーター設定で調整可能
  • 公式推奨はメジャー7通貨ペアでの運用
  • 推奨通貨ペア以外でも取引できる(※自己責任)

エントリーロジックは、販売歴10年越えのレジェンドEA『WallStreet Forex Robot 3.0』と同じタイミング。勝率「82.47%」のロジックでエントリーします。

WallStreet Forex Robot 3.0の運用結果
利回り 勝率 PF
7.50% 82.47% 1.45

※WallStreet Forex Robot 3.0については【2022】WallStreet Forex Robot 3.0 の「光と影」を考える【返金保証アリ】でまとめています。こちらも合わせて参考にしてください。


動かしてみて感じたのは、追加ポジションを作らず1ポジで決済する取引の多さ。この点が、他のナンピン・マーチン・グリッドEAとの違いです。

取引スタイルのちがい
  • ナンピン:価格が反対方向に動いた場合、初めのサイズより大きなポジションをもつ
  • マーチンゲール:価格が反対に動いた場合、2倍の追加ポジションをもつ
  • グリッド:価格が反対に動いた場合、一定間隔で追加ポジションをもつ

ビミョーに違うのですが、
共通点は「価格が反対方向に動いたら、追加ポジションをもつ」と覚えておいてください。

※個人的な感覚では、市販されているEAは以下の割合。
・追加ポジションありのEA:8割
・追加ポジションなしのEA:2割

1ポジ型EA(追加ポジションなし)以外は、上記の取引をおこなうと考えていいでしょう。

例:取引スタイル別のEA

グリッド取引は危険なのか?


初心者向きではないと思います。
そしてグリッド型EAが「口座破綻」になりやすいのは事実です。

それと同時に回避する方法もわかっています。

グリッド取引で破産を回避する方法
  • ① まずは「デモ口座」で一定期間動かす
  • ② 上手くいったら少額入金して「リアル口座」で動かす
  • ③ さらに上手くいったら「リアル口座」で本格運用をスタート

上記のとおり。
誰でもできる、簡単なステップです。

EA購入後、最低3か月はデモ口座で動かすべき。
もちろん「100%」破綻回避できるわけではありません。ですが、破綻確率を大きく下げることは間違いなく可能です。

なぜ、グリッドEAで口座破綻が続出するのか?
デモ口座で動かしていますか?

アナタは、どうでしょうか。
残念な、初心者トレーダーの現実が見えてきます。

  • 10000人:いきなり入金して動かす人
  • 100人:デモ口座で1か月未満しか動かさない人
  • 1人:それ以外

こんな感じかなと。
それくらい、なにも考えず動かしている人が多いです。

筆者が『WallStreet Recovery Pro』で利益を出せた理由。それは「デモ口座」で徹底的にテストしたこと。

運用結果は、偽装できない「認証口座」ですべて公開しています。

WallStreet Recovery Pro・超まとめ

WallStreet Recovery Pro・超まとめ
WallStreet Recovery Pro』の世界、いかがでしたか。
今回は筆者の経験をシェアさせてもらいました。

WallStreet Recovery Proの特徴
・エントリーロジックは『WallStreet Forex Robot 3.0』と同じ
・価格が反対に動いたら追加ポジションをもつ
・知識なしで動かすと口座破綻リスク高め
・慎重にテストしながら動かせば「2か月で2倍」の実績は確認済み
WallStreet Recovery Pro→ 攻略のヒント
  • ヒント①:絶対値と変動率が大きい通貨ペアは避ける
  • ヒント②:動かす通貨ペアは定期的に見直す
  • ヒント③:値動きが不安定な時期は動かさない
  • ヒント④:デモ口座で最低3か月以上テストする

グリッド型EAは危険と考える人もいますが、
動かしてみた経験からは、そこまでハイリスクとは感じません。

危険だと決めつけ何もしないよりも、
一歩踏み出して「検証と改善」にコミットするほうが賢い選択です。

継続は大切ですが、継続と反復は違います。
昨日と同じことを漫然とくり返すのではなく、今日よりは明日、明日よりは明後日と、少しずつでいいから、かならず改良や改善をつけ加えていくこと。そうした「創意工夫する心」が成功へ近づくスピードを加速させるのです。

-稲盛 和夫(京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者)

『WallStreet Recovery Pro』に興味をもったのは事実。
まずは自身の目で確かめることから、始めることをオススメします。

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さらに詳しく知りたいなら、
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手に入るのは「お金」ではなく「お金を稼ぐ力」
アナタが本当に必要なものを、手に入れてください(^_-)-☆

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