- 2007年に投資を始め、今年で15年目。
- 2012年より専業投資家となり、今年で10年目。
- 2016年より海外ノマド生活を始め、今年で5年目。
なにを隠そう、筆者の経歴です。
投資家としてここまで生き残ってきた筆者ですが、今回のお題は海外在住者が使うFX業者。トレーダーとFX業者は切っても切り離せない関係ですからね。
海外在住者はどういったFX業者を使っていくべきか?いくつくらいアカウントはもっているべきか?入出金方法はどうするの?といった質問にお答えします。
はじめに結論を書いておくと、日本国外にある海外FX業者を使っています。複数の口座を作って使い分けていくことが正解です。なぜこのような結論になるのか、その理由を見ていきましょう。
今年で海外ノマド生活4年目になります。海外在住者はFX取引の環境も日本とはちがいます。メリット、デメリットともにありますが、トータルではメリットの方が多いのかなと感じています。リスク管理ができればハイレバの方が資金効率が上がります。日本のFX業者は必要証拠金が多すぎですよ(^_^;)#fx pic.twitter.com/Ym5lKAGn0C
— まざ@FXトレード修行中 (@nomadmuza) June 11, 2020
前提条件:海外在住者は日本のFX業者は使えません。
筆者の海外ノマド歴は4年ほどで、この4年間で10以上の海外FX業者の口座開設をしてきました。
日本のFX業者の口座もあるのですが、ほとんどのFX業者は日本の非居住者(海外在住者)の口座開設、取引を制限しているのが現状です。
日本にいるときに作った口座で取引できるのかもしれませんが、制限されている行為なので何かしらのペナルティを受けるリスクがあります。
海外に住んでいても口座開設は可能ですか?
当社は日本国内に居住のお客様のみにサービスを提供しております。
海外にお住まいの方からの口座開設のお申込みは受け付けておりません。
引用元:GMOクリック証券
海外に居住することになった。口座はそのままでいいですか?
日本国外に居住されることとなった場合は、口座の解約が必要です。
解約はお問い合わせフォームから受け付けております。
なお、口座残高がある場合は解約手続きを行えません。口座残高が「0円」であることをご確認のうえ、ご依頼ください。
引用元:DMM FX
よくある質問:「海外在住者が口座開設できるFX業者はありますか?」
この回答は『日本国外にある海外FX業者の口座』です。『英語が苦手なんだよなぁ』といった声もありますが、いやいや違います。最近の海外FX業者は完全日本語対応している業者も増えています。
『日本語サポート』『日本の証明書類』『日本の銀行からの入出金』といたれり尽くせりの状態です。
例外的に、日本のFX業者でも、次の2社のみ口座開設できます。
海外在住者がFX取引をするために利用すべき海外FX業者
尚、筆者の場合は下記のFX業者を利用しています。
海外FX業者名 | 特徴 |
XM | 日本人の利用者がもっとも多い海外FX業者 |
TitanFX | ブレード口座の約定力に定評あり |
Tradeview | ロンドンに拠点、低スプレッドのECN口座が売り |
GEMFOREX | 無料で使えるFX自動売買ツール(EA)は無限の可能性 |
MYFX Markets | オーストラリアの新興ブローカー |
TradersTrust | 条件を満たせば無料でVPS利用可能 |
Tickmill | 低スプレッド、大きな金額の取引ができるブローカー |
HotForex | オールマイティな口座は未来のFX界の王 |
FBS | 驚異のレバレッジ3000倍、一発狙うなら必須 |
このような感じで口座を準備しておけば、どんな手法、相場環境でも困らないはずです。基本維持費はかからないので、全部作っておきましょう。
FX業者への入出金方法はどうする?銀行口座や送金方法の話
オンラインウォレットからの入出金でFXトレードの資金を管理しています。。理由は、即時入金で使いやすいことと、手数料が無料のため。
海外FX業者への入出金はbitwallet(ビットウォレット)がベスト
で日本円をを入出金するときはbitwallet(ビットウォレット)がベスト。
基本的には日本円はbitwallet一択です。bitwalletをはじめとするオンラインウォレットの特徴はいろいろありますが、ざっくりまとめると下記のとおり。
- 大手為替ブローカーで最も多く採用されている決済方法
- 世界の主要通貨(米ドル・日本円・欧州ユーロ)に対応
- 銀行振込による入金手数料0.5% ※無料キャンペーン中
NETELLERとSkrillのアカウントも作ろう
上記2つのオンラインウォレットもおすすめ。ぶっちゃけ特にこだわりはないですが、海外FX業者ごとに使い分けています。
次に紹介するTransferWiseからの入出金にも便利です。
現地の銀行口座から入出金する場合は手数料無料
長期滞在資格のない日本人が海外で開設できる銀行口座は限られています。もちろん、学生ビザなどの長期滞在ビザがあれば選択肢は増えます。結論はTransferWiseボーダレスアカウントかユニオンバンクがおすすめです。
銀行名 | 国 | 特徴 |
ユニオンバンク | 米国 | 日本国内から郵送で口座開設可能 |
HSBC香港 | 香港 | インターネットバンキングで海外送金が自由自在 |
バンコク銀行 | タイ | 必要書類をそろえれば口座開設可能 |
アユタヤ銀行 | タイ | 日本の三菱UFJグループの完全子会社 |
Timo | ベトナム | ベトナム初のネットバンク※現在は外国人の口座開設不可 |
BNI銀行 | インドネシア | バリ島でのみ外国人でも口座開設可能 |
TransferWiseボーダレスアカウントでは、ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル建てのアカウントが保有可能。
お金が必要になったらネットで送金できる時代です。なるべくスムーズほうが良いです。日本から海外に送金するならTransferWiseを使えばOKです。事前にダウンロードしておきましましょう。
» TransferWise | ネットでかんたんに海外送金
海外在住者がFX口座を開設する際に必要なものは
次のとおりです。
- 身分証明書類(パスポートなど)
- 住所証明書類(在留証明や銀行残高証明など)
身分証明書類は問題ないと思いますが、住所証明書類は各FX業者によって取り扱いがビミョーにちがうので事前に確認した方がよさそうです。
超重要:海外在住者のFX取引における税金は?いくら?
- シンガポール:キャピタルゲイン税は非課税
- マレーシア:キャピタルゲイン税は非課税
- タイ:年度内に出た利益を同一年度内にタイ国内に持ち込まなければ非課税
- フィリピン:外国籍の居住者のフィリピン国外で発生した所得は非課税
- インドネシア:居住者は全世界所得が課税対象
- ベトナム:居住者は全世界所得が課税対象
- 日本:日本国内源泉所得は非居住者でも課税対象
海外在住者の税金について見てきました。海外在住者のお金の管理は日本とはすこしちがいます!しっかりと準備をして、快適に海外に出ましょう。
※注意点:FX取引における税金は自己責任でお願いします
上記は筆者がネット上で調べた情報をまとめたものです。なのでこのような税制であるという保証をするものではありません。個別の状況により各国の税務当局の判断はちがいます。国際税務に関しては、まずは専門家の税理士に相談することをおすすめします。
海外FX業者名 | 特徴 |
XM | 日本人の利用者がもっとも多い海外FX業者 |
TitanFX | ブレード口座の約定力に定評あり |
Tradeview | ロンドンに拠点、低スプレッドのECN口座が売り |
GEMFOREX | 無料で使えるFX自動売買ツール(EA)は無限の可能性 |
MYFX Markets | オーストラリアの新興ブローカー |
TradersTrust | 条件を満たせば無料でVPS利用可能 |
Tickmill | 低スプレッド、大きな金額の取引ができるブローカー |
HotForex | オールマイティな口座は未来のFX界の王 |
FBS | 驚異のレバレッジ3000倍、一発狙うなら必須 |
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