プライスアクションにオススメな本3冊【FX心理の重要性も解説する】

トレード本
FXトレード初心者「プライスアクションってよく聞くなぁ。初心者にオススメの本はあるのかな? 第一歩として基本から理解できる本を知りたいよ。」

こういった疑問に答えます。

本記事では、FXトレード初心者にオススメなプライスアクションの本と具体的なトレード心理の重要性を解説します。本でプライスアクションの知識が増えたとしても、実際にトレードをしない限り、本の読んでも時間の無駄です。知識と実践がセットになると価値を生みます。

なお、筆者の投資歴は16年ほど。
投資収益で生計を立てつつ、東南アジアで海外ノマド生活をしています。投資本も1000冊以上読んでおり、記事の信頼性はだいじょうぶかと。

というわけでさっそく見ていきましょう。

プライスアクションを学べるオススメな本

プライスアクションにオススメな本【厳選3冊】

可能であれば本記事で紹介する順番で読んでください。読書の順番も考えつつ、3冊を厳選しました。

プライスアクションとローソク足の法則 ――足1本の動きから隠れていたパターンが見えてくる (ウィザードブックシリーズ)

アメリカの個人トレーダー、アル・ブルックスによって書かれた本。スキャルピングを前提とした短期トレードでのプライスアクションの活用方法について事細かに書かれている。

メディアの情報に流されないで

彼らはバカ者であって、テレビネットワークに広告収入をもたらすためだけにテレビに出ていると思ったほうがよい。彼らのことなど気にせず、チャートを見るのだ。市場が上昇していれば買い、下落していれば売る。(99ページ)

なぜテクニカル分析をおこなうのか

ちなみに、ファンダメンタルズ分析は基本的にはテクニカル分析の一種だ。なぜなら、ファンダメンタルズトレーダーはチャートに基づいて意思決定を行うからだ。(99ページ)

出来高が大きくなるのは

カギとなる転換点、特に底では出来高が多くなる。どのトレードでも。1人以上の機関投資家の買いと、1人以上の機関投資家の売りとの間で成立する。(319ページ)

テレビは我々の味方ではない

テレビ局も会社である。そしてほかの会社と同様、彼らの目的はお金を儲けることであって、視聴者を助けることが目的ではないのである。(436ページ)

ラリー・ウィリアムズの短期売買法 【第2版】 投資で生き残るための普遍の真理

日本でもおなじみのラリー・ウィリアムズの本。改定第2版として、さらに読みやすくなっている。

価格が若干高めなのがネックだが、中身は価格相応の価値あり。

正しい安値の定義とは

ある日の安値がその前日と翌日の安値よりも安ければ、その日の安値が短期の安値になる。なぜこうなるのかというと、市場の動きを観察していると、安値の日には価格は下がり、翌日は安値を更新せずに上昇する。こうして安値の日の安値が短期の安値になる。(40ページ)

積み上げあるのみ、練習をしよう

格闘技だろうがバイオリンやピアノであろうが、成功するかどうかを占うものが1つある。それは何だろうが。推測してみてほしい。それは潜在的な能力ではなく、練習に費やす時間である。(300ページ)

トレーディングに対する恐怖心と敬意

市場は怖い。しかし、われわれがトレーディングに持ち込む感情はそれ以上に怖い。恐怖心がなければ、敬意の念は生まれない。市場を軽んじ、自分自身を恐れなければ、商品市場に散らばる死体の仲間入りをするだけである。(328ページ)

本を読み終わる前に、FXトレード初心者がやるべきこと【重要】

ずばり、『本を購入しつつ、読みつつ、作業を開始すること』です。

よくある失敗パターン
まずは読書→知識を完璧にする→その後に行動

これは典型的な、先延ばし行動です。改善しましょう。

Amazonで本を購入、デモ口座でトレードしつつ、ノートやエクセルで検証。

この繰り返し、、、とてもシンプルです。

トレード学習のステップは究極的にとてもシンプル

やるべきことは、とてもシンプルです。

  • やること①:トレードプラン作成
  • やること②:実践トレード
  • やること③:トレード検証

たったこれだけ。

中級者、上級者になるにつれて、これしかしてません。最初は、何からやっていいいのか、わからずいろいろなことをやってしまいますが、究極的に上記のことしか、やることはなくなります。ここまでくれば脱初心者です。

やること①:トレードプラン作成

トレードプランといっても、簡単なものでOKです。
例えば、まえのローソク足の高値を超えたら買い、安値を割ったら売りなどです。

やること②:実践トレード

トレードプランをそのまま実行です。プランにないことはやらないでください。

やること③:トレード検証

プラン通りにできたのか、できたなかったのか、確認しましょう。
①から③を永遠に繰り返していきます。これだけです(^_^;)

先ほど紹介した”本”を読みつつ新しいトレードプランを考えましょう。当たり前のことですが、最初からうまくいくトレードなんてありません。日々、このプロセスを繰り返すことで①のトレードプランの精度が向上します。

まずは本を読んで、トレードプランは考え、それを実践する。実際のトレード結果からフィードバックしつつPDCAを繰り返しましょう。

今回は以上です。

プライスアクションを学べるオススメな本